動画タイム計測とAI動作解析で使える機能です(v1.2.0〜)。動画の各コマから、頭・肩・肘・手首・腰・膝・足首などの位置をiPhoneの中で推定し、コマ送りの上に線と点で重ねます。通信は使わないので、電波のない競技場でも動きます。
何が見えるか
- 骨格の重ね描き: 現在のコマの関節位置。左半身は緑、右半身はオレンジ、体幹は白。
- 接地の目印: 足が地面に着いた瞬間(足首が一番低くなるコマ)に「接地 L/R」の印。スクラブバーの下にも目盛りが出ます。「前の接地 / 次の接地」で接地のコマへ飛べます。
- 数値(走りの動画): 歩数、ピッチ(歩/秒)、接地時間、滞空時間、接地の瞬間の膝の角度、体幹の前傾。
- 数値(投てき・跳躍など走りでない動画): 体幹の前傾の範囲(最小〜最大)、膝の角度の最小・最大。歩数や接地は意味を持たないので出しません。
動画タイム計測との組み合わせ
- コマ送り画面の「骨格」を押すと、スタート〜ゴール(決めていれば)の範囲を解析します。
- 「ピッチ」を開くと、区間ごとの歩数が骨格から自動で入ります(手で直せます)。距離を入れればストライドも出ます。
- 区間ごとの行に「ピッチ 4.35歩/秒・接地 105ms・滞空 120ms・接地時の膝 152°・前傾 8°」のように表示されます。
AI動作解析との組み合わせ
動画を選ぶと骨格を推定し、数値を添えてAIに送ります。講評は「ピッチが○歩/秒で接地時間が長め → 接地の瞬間に膝が伸びている」のように、数字と動作を結びつけた内容になります。種目を指定すると、その種目の技術として分析します。
精度を上げる撮り方
- 真横から撮る(斜めだと角度が実際よりずれます)。手持ちで選手を追ってかまいません。
- 選手が画面の高さの半分以上に映るように。小さく映ると関節の位置がぶれます。
- 1人だけ映っている動画が確実です。複数人のときは一番大きく映っている人を選びます。
- 60fps以上で撮ると接地のコマが取りやすくなります(通常撮影の30fpsでも使えます)。
- 画面収録(他のアプリの画面を撮ったもの)は、映像が小さく表示されるため精度が落ちます。
数値の見方の注意
- 2D(平面)の推定なので、カメラに対して体がひねられている場面の角度は目安です。
- 接地・滞空は足首の上下から推定した値で、計測機器の値とは数十ms単位で差が出ます。同じ条件で撮った動画どうしの比較に使ってください。
- 練習をサポートするためのツールです。競技会の計測・判定には使えません。