
陸上の補強トレーニング32種目|週の組み方と種目別の数値目標
陸上の補強トレーニングを、日本陸連の公式手引き32種目・週間練習表と査読論文の実測値で設計します。週と1年のどこに置くか、短距離・中長距離・投てきで狙う数値の違い、県の強化練習会が補強を1日のどこに置いているか、効果を測るフィールドテストまで。
GUIDE
補強トレーニング・故障予防・栄養・冬季練習。種目を問わず、すべての陸上選手に共通する「からだづくり」のガイドです。走練習を支える土台の作り方を整理し、テーマ別の詳しい方法は配下の記事で解説します。
どの種目の選手にとっても、専門練習の効果を最大化する土台になるのが、補強トレーニングとコンディショニングです。速い動きや大きなパワーは、それを支える体幹や下肢の強さ、関節の柔軟性があってはじめて発揮されます。また、陸上競技は同じ動きを繰り返すスポーツであるがゆえに、すねや膝、太もも裏などの使いすぎによる故障と隣り合わせです。「強くなる練習」と「壊れないための準備」を同じ重さで考えることが、長く競技を続けて強くなる選手の共通点です。
このガイドで扱うテーマは大きく3つです。1つ目は「補強トレーニング」。体幹や股関節まわり、下肢を中心に、走り・跳び・投げの動きを支える筋力を養います。特別な器具がなくても、自分の体重を使った種目を正しいフォームで継続することが基本です。2つ目は「故障予防とケア」。ウォーミングアップとクールダウン、柔軟性の維持、そして痛みのサインを無視しないことです。3つ目は「栄養と休養」。日々の食事と睡眠は、トレーニングと同じくらい成長を左右する要素です。
取り組み方のコツは、補強やケアを「特別な練習」にせず、毎日の練習の前後に組み込んでしまうことです。短時間でも継続すれば、数か月後の走りの安定感やシーズンを通した稼働率に確実に表れます。また、冬季練習はこうした土台づくりに最も時間を割ける期間です。このページでは、故障からの復帰、冬季練習の計画、食事のポイントなど、からだづくりの各テーマを配下の記事で深掘りしています。

陸上の補強トレーニングを、日本陸連の公式手引き32種目・週間練習表と査読論文の実測値で設計します。週と1年のどこに置くか、短距離・中長距離・投てきで狙う数値の違い、県の強化練習会が補強を1日のどこに置いているか、効果を測るフィールドテストまで。

陸上の補食はいつ何を食べるのか。日本陸連・JISSの公式資料と高校陸上部50名の12週間の研究をもとに、朝練前・練習後のタイミングと量、購買で何を何個買うかを整理。試合当日は「3〜4時間前」を招集完了時刻から逆算します。

陸上ノート(練習日誌)の書き方を、日本陸連が公式配布する練習日誌の書式をもとに解説。短距離・長距離の書き分けとそのまま写せるテンプレート、反省がいつも同じになる悩みの直し方、起床時心拍や体重の記録で故障の前兆を見つける方法までまとめました。

陸上の冬季練習メニューを、日本陸連の公式手引きの期分けと種目別の週間プランで解説。冬は日没が早く1日2時間しか使えない前提から、短距離・中長距離・跳躍・投てきのメニューを時間予算で逆算して組む手順をまとめました。
練習後や練習のない日に、体幹や下肢を中心とした基礎的な補強を短時間でも継続するのが基本です。頻度や量よりも正しいフォームで続けることが重要で、翌日の走練習の質を落とすほど追い込む必要はありません。
ウォーミングアップとクールダウンの徹底、柔軟性の維持、そして練習量を急に増やさないことが基本です。すねや膝、太もも裏などに違和感が出たら、我慢して走り続けずに早めに休養や専門家への相談を選ぶことが、結果的に離脱期間を短くします。
特別な食品よりも、主食・主菜・副菜のそろった食事を1日3食しっかり食べることが土台です。その上で、練習後の補食によるエネルギーとたんぱく質の補給や、試合の日の消化の良い食事など、タイミングの工夫を加えていきます。
からだづくりは、日々の小さな積み重ねを続けられるかどうかで差がつきます。練習ノートアプリ「TRACK HUB」なら、練習内容と一緒に体調やケアの記録も残せるので、故障の前兆や調子のパターンに気づきやすくなります。