投てき物の飛び出しを横から撮った動画から、リリース角・初速・リリース高と、そこから計算した推定飛距離を出します。試技記録の投てき種目にある「投てき軌道を動画で測る」から開きます。

撮り方

  1. 三脚でスマホを固定し、投てき方向と直角(選手の真横)から撮ります。斜めから撮ると角度がずれます。
  2. 画角に選手の全身と、リリース後1〜2mの飛び出しが入るようにします。
  3. スロー撮影(240fps)にします。音は使いません。

使い方

  1. 種目を選びます(砲丸・円盤・やり・ハンマー)。物差しは「投てき物の大きさ」が既定で、砲丸・円盤・ハンマーは直径、やりは長さ(男子2.6m/女子2.2m)を使います。選手の身長を入れる方法と、画面上の2点を1mと指定する方法もあります。
  2. コマ送りでリリース(手を離れた瞬間)のコマに合わせ、「リリース」を押します。地面のラインを足元に合わせます。
  3. そこから0.1秒ずつ進めながら、投てき物の中心を5コマほどタップします。画面に放物線が重なり、当てはまりの良さと「重力から逆算した物差しとの差」が出ます。差が大きいときは物差しの設定かタップの位置を見直してください。
  4. 結果に、リリース角・初速・リリース高・滞空時間・最高点・推定飛距離が出ます。砲丸は「最適角まであと○°」も出ます。
  5. 「結果を共有」でテキスト、「画像で共有」で軌跡入りのカードを書き出せます。「試技記録へ」で同じ日の試技シートに1本追加され、ノートにも「【投てき軌道】砲丸投 角度38.4° 初速12.4m/s 推定17.58m」の形で入ります。
  6. 「この動画をAIで動作解析」で、角度や初速をAIに渡したうえでフォームの講評が届きます。

数値の見方

  • 推定飛距離は「リリース点の真下から着地点までの水平距離」です。公式記録とは測り始める位置が少し違います。
  • 砲丸は空気抵抗が小さいので推定値はかなり合います。円盤・やりは揚力の影響が大きく、推定飛距離は参考値です。
  • 最適角は空気抵抗なしの理論値で、実際は37〜41°付近になることが多いです。

注意

練習をサポートするためのツールです。競技会の計測・判定には使えません。