第80回国民スポーツ大会(青の煌めきあおもり国スポ)陸上競技の初日、2026年10月15日12時40分に行われた成年男子3000m障害(0.914m)決勝で、新家裕太郎(大阪・愛三工業)が8分24秒71で優勝し、1997年の第52回大会から29年間動かなかった大会記録を塗り替えました。会場は青森市のカクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運動公園陸上競技場)です。

8分26秒48を1秒77更新、記録欄に「GR」

大会公式の決勝リザルトのヘッダーには、この日まで有効だった大会記録が「8:26.48」、樹立は1997年の第52回大会と印字されています。新家の8分24秒71はこれを1秒77上回り、記録欄には大会新記録を示す「GR」が付きました。大会公式の新記録一覧にも「8分24秒71【大会新】」として載っています。同じヘッダーに併記された日本記録は8分03秒43(三浦龍司/SUBARU、2025年7月11日)です。

レースは新家の独走でした。公式のラップ表によると、新家(ナンバー27)の通過は1000m 2分48秒、2000m 5分37秒。2位の谷口辰煕(三重・NTN)の8分36秒39とは11秒68差がつきました。

TRACK HUB RESULTS

第80回国民スポーツ大会(青の煌めきあおもり国スポ)陸上競技

2026-10-15 青森・カクヒログループアスレチックスタジアム

成年男子 3000m障害(0.914m) 決勝

順位選手所属記録備考
1新家裕太郎(大阪・愛三工業)8:24.71大会新
2谷口辰煕(三重・NTN)8:36.39
3佐藤颯(山梨・富士山GX)8:39.88
4竹信祐太郎(福岡・福岡工大城東高)8:40.37
5山崎草太(山口・中央大)8:40.71
6古賀想太(群馬・筑波大)8:43.30
7赤坂直人(長野・佐久長聖高)8:45.23
8大園倫太郎(佐賀・戸上電機製作所)8:47.49

今季ベストには2秒09届かず

新家は6月12日の第110回日本選手権(愛知・パロマ瑞穂スタジアム)の男子3000m障害決勝で8分22秒62の4位。hub78の男子3000m障害ランキング2026(2026年9月30日時点の集計)では、この記録で5位に置いています。この日の8分24秒71はそれより2秒09遅く、日本選手権の速報に自己ベストとして併記された8分19秒54にも届いていません。

日本選手権の決勝を走った選手では、ほかに佐藤颯(山梨・富士山GX)が3位、山崎草太(山口・中央大)が5位、大園倫太郎(佐賀・戸上電機製作所)が8位に入りました。山崎の8分40秒71は、6月の日本選手権で出した8分41秒97を1秒26上回っています。所属が高校の選手では、福岡工大城東高の竹信祐太郎が8分40秒37の4位で最上位でした。

初日の決勝は残り5種目

初日の決勝9種目のうち、10月15日14時の時点で確定しているのは少年女子A2000m障害、少年男子Aハンマー投、成年女子走高跳と、この成年男子3000m障害の4種目です。2000m障害では近藤楓香(愛媛・聖カタリナ学園高)がU20・U18日本記録を更新しています。

残る5種目は少年男子共通棒高跳(11時40分開始)、成年女子ハンマー投(13時25分)、成年男子走高跳(14時30分)、少年男子共通110mハードル(15時45分)、成年男子110mハードル(16時00分)です。あおもり国スポの陸上競技は10月19日(月)までの5日間で、日程と得点方式は国スポ陸上2026の日程と見どころにまとめています。本稿の記録は大会公式の競技結果と決勝リザルトPDFによるものです。