第80回国民スポーツ大会(青の煌めきあおもり国スポ)の陸上競技が2026年10月15日、青森市のカクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運動公園陸上競技場)で開幕し、初日午前11時スタートの少年女子A2000m障害決勝で近藤楓香(愛媛・聖カタリナ学園高)が6分31秒52で優勝しました。大会公式の競技結果の備考欄には「U20日本新」「U18日本新」の2つが並んでいます。
初日の最初の決勝で記録が動いた
2000m障害は、この日の競技日程で最初に「終了」が付いた決勝種目でした。近藤は6分31秒52。日本陸連が公表しているU20日本記録一覧・U18日本記録一覧(いずれも2026年10月1日現在)によると、女子2000mSCの従来記録は田谷玲(薫英女学院高)が2025年10月3日の第79回国民スポーツ大会(滋賀)でマークした6分33秒11で、近藤はこれを1秒59上回ったことになります。U20とU18の両方が同じ記録だったため、公式の備考にも2つの表記が並びました。
日本陸連のエントリーリストによれば、近藤は高校2年で、資格記録は6分45秒65。エントリー時点のランキングは3番目でした。今回の6分31秒52は、その資格記録を14秒以上更新する走りです。
2位はエントリー時ランキング1位だったムリティ マーシー(鹿児島・神村学園高)の6分37秒07、3位は領家虹心(福岡・福岡大若葉高)の6分37秒92でした。
TRACK HUB RESULTS
第80回国民スポーツ大会(青の煌めきあおもり国スポ)陸上競技
少年女子A 2000m障害 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 近藤楓香(愛媛・聖カタリナ学園高) | 6:31.52 | U20日本新・U18日本新 | |
| 2 | ムリティ マーシー(鹿児島・神村学園高) | 6:37.07 | ||
| 3 | 領家虹心(福岡・福岡大若葉高) | 6:37.92 | ||
| 4 | マリア ワンガリ(新潟・帝京長岡高) | 6:39.44 | ||
| 5 | 宮田莉子(三重・鈴鹿高) | 6:44.32 | ||
| 6 | 江口咲妃(大阪・大阪薫英女学院高) | 6:45.42 | ||
| 7 | 天内星来(青森・青森山田高) | 6:45.77 | ||
| 8 | 釼吉紗矢(岩手・花巻東高) | 6:50.80 |
女子2000m障害は国スポが記録更新の舞台
女子の2000m障害は、国内の主要大会では国民スポーツ大会の少年女子Aで実施される種目です。従来記録が出たのも昨年の国スポ初日で、2年続けて国スポでU20・U18日本記録が塗り替えられた形になります。
なお、日本陸連の日本記録一覧(女子)に2000mSCの項目はなく、この種目で記録が管理されているのはU20・U18のカテゴリーだけです。シニアの障害種目は3000mSCで、日本記録は2025年9月15日の世界選手権(東京)で齋藤みう(パナソニック)がマークした9分24秒72です。
国スポ陸上は10月19日まで
あおもり国スポの陸上競技は10月19日(月)までの5日間です。初日の決勝は、午前中に始まった成年女子走高跳(10時10分)、少年男子Aハンマー投(10時20分)、少年男子共通棒高跳(11時40分)が12時の時点でまだ競技中です。このあとは成年男子3000m障害(12時40分)、成年女子ハンマー投(13時25分)、成年男子走高跳(14時30分)、少年男子共通110mハードル(15時45分)、成年男子110mハードル(16時00分)と決勝が続きます。日程と全56種目の決勝時刻、得点方式は国スポ陸上2026の日程と見どころにまとめています。
障害種目の国内勢力図は2026年 男子3000m障害ランキング、女子中距離は2026年 女子1500mランキングをご覧ください。
本稿の記録は大会公式の競技結果によるものです。日本陸連の大会ページに掲載されるリザルトPDFは、10月15日12時台の時点ではまだ公開されていません。



