2026年10月24日、三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場(三重県伊勢市)で第20回U18/第57回U16陸上競技大会の2日目が行われ、午前のフィールド3種目が確定しました。U16男子走幅跳は松村春汰(小樽朝里中・北海道)が7m30(追い風2.4m)で優勝し、松村と2位の近池慶士(琴浦東伯中・鳥取)の2人が7m06の大会記録を上回っています。

U16男子走幅跳 松村春汰が7m30、公認最高の7m18も7m06を上回る

10時にメイン競技場で始まったU16男子走幅跳の決勝は、松村が3回目の7m30(追い風2.4m)で優勝しました。公式の結果一覧では、この7m30と、2位の近池の7m09(追い風0.9m)の2つに大会記録を示す「GR」が付いています。大会公式の歴代記録によると、これまでの大会記録は2024年に笹田魁士がつくった7m06でした。

松村の7m30は追い風2.4mで、公認記録として扱われる追い風2.0mの限度を超えた数字です。ただし同じ行の「*F1」は公式の凡例で「1回目が公認最高」を意味し、風が規定内におさまった跳躍のうち最高は1回目の7m18(追い風0.8m)でした。この7m18も旧大会記録を12cm上回っています。松村の跳躍は7m18(+0.8)、6m85(+0.1)、7m30(+2.4)、7m01(+1.2)、×、7m17(+0.5)で、6本中4本が7m台でした。申込資格記録は7m41です。

近池は1回目から7m07(向かい風0.1m)と入り、3回目に7m09へ伸ばして、追い風0.9mの公認記録で旧大会記録を3cm更新しました。6本中4本を7m05以上にそろえています。3位は内山快浬(三条一中・新潟)の6m85(追い風2.9m)で、こちらも「*F6」が付き、公認最高は6回目の6m73(追い風0.8m)です。4位以下は織原大和(新潟明訓高・新潟)6m77、下池晴一朗(五十鈴中・三重)6m75と続きました。出場31人のうち記録を残したのは30人です。

TRACK HUB RESULTS

第20回U18/第57回U16陸上競技大会

2026-10-24 三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場(三重県伊勢市)

U16男子走幅跳 決勝

順位選手所属記録備考
1松村 春汰(小樽朝里中・北海道)7m30 GR+2.4
2近池 慶士(琴浦東伯中・鳥取)7m09 GR+0.9
3内山 快浬(三条一中・新潟)6m85+2.9
4織原 大和(新潟明訓高・新潟)6m77+1.2
5下池 晴一朗(五十鈴中・三重)6m75+1.9
6伊藤 雄大(富山堀川中・富山)6m71+1.2

U16女子走高跳 竹川史織が1m68を2回目にクリアして優勝

11時30分にBゾーンで始まったU16女子走高跳は、竹川史織(朝霞三中・埼玉)とキャンベル樹里(筑後北中・福岡)がともに1m68を跳び、試技内容の差で竹川が優勝しました。公式の試技表によると、竹川は1m68を2回目、キャンベルは3回目にクリアしており、1m71は2人とも3回とも失敗しています。大会記録は2023年に鴨田るながつくった1m70で、2cm届きませんでした。

3位は石井美優(明石清水高・兵庫)の1m65です。1m62には林明那(長崎AC・長崎)、藤井桜子(きたかわち・大阪)、萩谷桃李(青雲中・兵庫)の3人が4位で並び、同じ1m62の南雲愛(三条一中・新潟)が7位。1m55では竪山実万留(鹿大附属中・鹿児島)ら4人が8位で並びました。この種目の公式凡例は「NM:記録なし」のみで、記録のタグは付いていません。

U18男子円盤投 三浦正人が46m75、上位2人が46m台

12時にAゾーンで行われたU18男子円盤投は、三浦正人(保善高・東京)が46m75で優勝しました。2位は大西シェリン(玉野光南高・岡山)の46m31で、差は44cmです。3位は原裕斗(八王子高・東京)の45m54でした。

4位以下は大石玲央(浜松工高・静岡)44m49、上野優生(近大福岡高・福岡)44m38、日下莉玖(稲生高・三重)44m34と続きます。三浦の申込資格記録は48m20で、決勝ではこれに1m45届きませんでした。一方で大西は資格記録44m88を1m43上回っています。2014年に幸長慎一がつくった大会記録54m80には届かず、この種目に記録のタグは付いていません。

大会は10月25日までの3日間です。公式のタイムテーブルによると、2日目の午後はU16男子・U18女子の棒高跳(14時)、U18男子走幅跳(15時30分)、U18女子走高跳(16時)のフィールド4種目と、U16女子1000m(15時55分)、U16男子1000m(16時5分)、U18女子100mH・U18男子110mHのB決勝とA決勝(16時25分から)が組まれ、17時のU18男子やり投で2日目を終えます。

松村は10月の第80回国民スポーツ大会でも少年男子B走幅跳を7m26で制しており、この秋2つ目の全国タイトルになりました(国スポ陸上2026速報|松村春汰が走幅跳7m26)。日本の男子走幅跳の現在地は男子走幅跳ランキング2026|日本TOP30・風速つきに、初日のフィールド種目の結果はU18・U16陸上2026速報|U16男子三段跳は山﨑敬吾14m46にまとめています。