世界陸上アルティメット選手権2026(アルティメット世界陸上)が9月11〜13日にハンガリー・ブダペストで行われ、その結果、女子やり投の北口榛花(JAL)が68m92の日本新記録で初代女王になりました。男子110mHでは阿部竜希(エターナルホスピタリティG)が5位、村竹ラシッド(JAL)が6位。日本勢5人のうち3人が8位以内です。この記事ではWorld Athletics(世界陸連)の公式リザルトをもとに、日本勢の全ラウンドと主要種目の8位までの結果、そして全28種目の優勝者をまとめます。
この記事でわかること
- 日本勢5人の全ラウンドの結果(準決勝を含め、順位・記録つきで8位まで。トラックは風速つき)
- 日本勢の3種目+ほか13種目、合計16種目の決勝を8位まで掲載。全28種目は優勝から3位までの早見表に
- トラックは準決勝2組から8人が決勝へ、フィールドは「8-8-6-4」、賞金1,000万ドルという大会のルール
- 北口榛花の68m92が、日本記録と世界歴代のどこに位置するのか。本人がWA公式リポートで語った「2投目」の中身
- 男子110mH決勝で何が起きたのか(失格・スタートのやり直し・0.01秒差の判定)
世界陸上アルティメット選手権2026の結果ハイライト
まず大会そのものの基本情報です。日本陸連の表記は「WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)」、World Athletics(以下WA)の英語名称は World Athletics Ultimate Championship です。TBSの中継では「アルティメット世界陸上」と呼ばれていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権) |
| 日程 | 2026年9月11日(金)〜13日(日)※3日間・各日夕方の1セッションのみ |
| 会場 | 国立陸上競技センター(ハンガリー・ブダペスト) |
| 実施種目 | 28種目(男子13・女子13・混合リレー2) |
| 日本代表 | 5人(男子4・女子1) |
| 賞金総額 | 1,000万ドル(優勝は1種目15万ドル) |
会場はWA公式FAQの表記で Zsivotzky Gyula Nemzeti Atlétikai Központ(ブダペストの国立陸上競技センター)。2023年の世界選手権と同じ競技場で、WAはその成功を受けて3年ぶりにハンガリーへ戻る大会だとFAQで説明しています。
日本勢5人の成績をまとめると次のとおりです。
| 選手 | 所属 | 種目 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 北口 榛花 | JAL | 女子やり投 | 優勝 68m92(日本新記録) |
| 阿部 竜希 | エターナルホスピタリティG | 男子110mH | 5位 13秒24 |
| 村竹 ラシッド | JAL | 男子110mH | 6位 13秒71 |
| 泉谷 駿介 | 住友電工 | 男子110mH | 準決勝2組8着 13秒85 |
| 中島 佑気ジョセフ | 富士通 | 男子400m | 準決勝2組5着 45秒00 |
出場者と所属は、日本陸連が公開したWAアルティメット選手権大会 日本人出場選手(PDF)(2026年9月8日現在)によります。なお同PDFには大会期間が「2026年9月11日(金)〜9月13日(火)」と記載されていますが、2026年9月13日は日曜日です。曜日の誤記とみて、本記事では日程を9月11日(金)〜13日(日)としています。
以下の結果表の選手名は、WA公式表記にもとづく姓のみのカタカナです(同姓が並ぶ場合はイニシャルを添えます)。
日本勢5人の結果|北口榛花が68m92の日本新で初代女王
女子やり投・北口榛花——2投目の68m92で初代女王

女子やり投の決勝は大会2日目、現地9月12日の18時13分(日本時間13日午前1時13分)に始まりました。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子やり投 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北口 | 日本 | 68.92 | NR(日本新) |
| 2 | ヤン | 中国 | 68.05 | |
| 3 | ルイス・ウルタド | コロンビア | 64.84 | |
| 4 | リトル | オーストラリア | 63.37 | SB |
| 5 | ビラゴシュ | セルビア | 61.37 | |
| 6 | ムーアビー | ニュージーランド | 58.95 | |
| 7 | シエティニャ | ラトビア | 58.17 | |
| 8 | ボルゲ | ノルウェー | 50.88 |
公式リザルトの試技表によると、北口の4投の内訳は1投目61m15、2投目68m92、3投目X(ファウル)、4投目Xでした。つまり勝負を決めたのは2投目の1本です。
2位のヤン・ツィイー(中国)は1投目にいきなり68m05を投げてリードしました。北口が2投目で68m92を出して逆転すると、ヤンは2投目が63m95、3投目は公式リザルトに「r」と記載されて記録が残っていません。WAが公式サイトに掲載した女子やり投の試合リポートは、ヤンが2投目を投げ終えたところで競技を棄権したと説明しています。北口の68m92は、ヤンが最初の1投で作った基準をわずか87cm上回る数字でした。
このヤンは18歳。WAの女子やり投・世界歴代リストで71m74(2026年5月23日・アモイ)を持つ歴代2位の投てき者です。前掲のWA公式リポートによれば、ヤンは今季のダイヤモンドリーグ5戦を負けなしで勝ち上がり、ダイヤモンドトロフィーも北口を抑えて獲得したうえでブダペストに入っていました。世界歴代2位の18歳が最初の1本で置いた68m05を、たった1本で上回ったのがこの試合です。
北口の側の文脈も同じリポートにあります。今季はダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会で優勝し、ブリュッセルのDLファイナルではヤンに次ぐ2位でシーズンベストの65m44。その65m44から3m48伸ばしたのが今回の68m92です。
日本陸連の日本記録一覧(2026年9月14日現在/申請中の記録も含む)に載っている女子やり投の日本記録は、67m38(北口榛花・2023年9月8日・ダイヤモンドリーグ ブリュッセル大会)です。68m92はこれを1m54更新する数字で、WAの公式リザルトにも「NR」(ナショナルレコード)の表記が付いています。ただし2026年9月23日に確認した時点でも、同一覧は「2026年9月14日現在」の版のままで、記録は67m38です。日本記録としての公表・反映はこれからとみられます。
世界のなかでの位置も、前掲のWA世界歴代リスト(1人1記録)で確認しました。68m92は歴代10位タイで、同記録のK.ミッチェル(オーストラリア/2018年)と並びます。歴代1位はB.シュポタコワ(チェコ)の72m28です。WAの公式リポートは、この1投で北口が歴代23位から10位タイへ一気に上がったと書いています。
3位のF.D.ルイス・ウルタド(コロンビア)は、2023年に同じブダペストで行われた世界選手権で北口に次ぐ銀メダルを獲得した選手です。公式リポートによれば、今回は最後の1本で自身のこの日のベストとなる64m84を投げて3位に浮上しました(自己ベストは67m34)。
本人が語った「2投目」の中身も、同じWA公式リポートに掲載されています。要旨は次のとおりです。
- 1投目の61m15のあと、コーチであるヤン・ゼレズニー(男子やり投の世界記録保持者)から「集中を切らさず、やりをまっすぐに保て。そうすれば遠くへ投げられる」と言われた
- 「今季は女子全体が記録を伸ばしていて厳しい試合だった。それでも毎試合チャンスはあると信じている」
- 「昨年の東京(世界選手権)では悔しい思いをしたが、いまは自信を持って『戻ってきた』と言える」
- 「次は母国でのアジア大会なので、そこに向けて力を残しておかなければならない」
1投目の61m15は失敗ではなく、コーチの一言で修正が入る「情報」だった——4投しか投げられないルールのなかで、この2投目までの流れが勝敗を決めています。
そのゼレズニーが北口のコーチに就いたのは2026年5月で、北口本人がXで発表しています。
こんにちは。 南アフリカでのキャンプを経て正式にコーチングをお願いすることになりました。 新たなスタートをレジェンドであるヤンゼレズニーさんとできてとても嬉しいです。やり投のことはもちろんメンタリティも含めて吸収していきたいです。 受け入れてくれたチームメイトにも感謝しています。
WAの選手プロフィールによれば、北口はオリンピック優勝1回・世界選手権優勝1回・同銅メダル1回・ダイヤモンドリーグファイナル優勝2回の実績を持ちます。経歴や投げの特徴は北口榛花選手のプロフィールと記録の推移にまとめています。
男子110mH——阿部竜希5位・村竹ラシッドが6位でダブル入賞
男子110mHは大会初日、準決勝2組と決勝が同じ夜に行われました。準決勝は現地20時21分(日本時間12日3時21分)、決勝は21時49分(同4時49分)のスタートです。決勝に進めるのは各組の上位4人でした。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子110mH 準決勝1組風: +0.7
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | カニンガム | アメリカ | 13.18 | Q |
| 2 | ジョセフ | スイス | 13.26 | Q |
| 3 | サープ | アメリカ | 13.27 | Q |
| 4 | 阿部 | 日本 | 13.28 | Q |
| 5 | ベネット | ジャマイカ | 13.29 | |
| 6 | シマンスキ | ポーランド | 13.44 | |
| 7 | プリンス | ジャマイカ | 13.50 | |
| 8 | J.マーシャル | アメリカ | 13.54 |
男子110mH 準決勝2組風: +0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | フランクリン | アメリカ | 12.99 | Q |
| 2 | ブリット | アメリカ | 13.05 | Q |
| 3 | ティンチ | アメリカ | 13.14 | Q |
| 4 | 村竹 | 日本 | 13.31 | Q |
| 5 | クワウ=マテイ | フランス | 13.33 | |
| 6 | リョピス | スペイン | 13.37 | |
| 7 | メイソン | ジャマイカ | 13.46 | |
| 8 | 泉谷 | 日本 | 13.85 |
日本勢3人はこの種目に集中して出場しました。阿部竜希が1組4着の13秒28、村竹ラシッドが2組4着の13秒31でいずれも通過ラインをつかみ、同じ2組の泉谷駿介は13秒85の8着で敗退しています。1組は4着から5着までが0.01秒差、2組は4着と5着が0.02秒差という接戦でした。
決勝の結果は次のとおりです。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子110mH 決勝風: -0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | サープ | アメリカ | 12.94 | RT 0.143 |
| 2 | ティンチ | アメリカ | 12.95 | SB/RT 0.137 |
| 3 | フランクリン | アメリカ | 13.01 | RT 0.162 |
| 4 | カニンガム | アメリカ | 13.08 | RT 0.144 |
| 5 | 阿部 | 日本 | 13.24 | RT 0.149 |
| 6 | 村竹 | 日本 | 13.71 | RT 0.157 |
| DQ | ジョセフ | スイス | DQ | RT -0.197 |
| DQ | ブリット | アメリカ | DQ | RT 0.145 |
noteの「RT」は号砲への反応時間(リアクションタイム)です。優勝したジャコビ・サープ(アメリカ)は男子110mHの世界記録保持者。WAの男子110mH世界歴代リストには、2026年6月10日にユージン(ヘイワードフィールド)で出した**12秒75(追い風1.0m)**が歴代1位として載っています。日本勢を含む今季の勢力図は男子110mHランキング2026に整理しています。第1回大会を世界記録保持者が制したかたちですが、向かい風0.6mのなかで12秒94。2位ティンチとの差は0.01秒でした。
WAが公式サイトに掲載した男子110mHの試合リポートには、リザルトの数字だけでは見えないことが3つ書かれていました。
- サープは準決勝を全体6番目のタイムで通過していた。2組あわせた通過8人の中でサープの13秒27は6番目、そのすぐ後ろが阿部(13秒28)と村竹(13秒31)。決勝進出ラインぎりぎりからの巻き返しだった
- 決勝は1回止まっている。J.ジョセフ(スイス)が不正スタート(フライング)で失格になり、2度目のスタートでレースが成立した。なお公式リザルトには、ジョセフのリアクションタイムとしてマイナス0.197秒が残っています(この数値が何回目のスタートのものかまでは公表されていません)
- ゴール直後は勝者がわからなかった。ティンチはフィニッシュラインを越えた瞬間に勝ったつもりでガッツポーズをしたが、スロー再生でサープが最後に差し切っていたことが確認された
もうひとつ、この種目の今季を象徴する数字も同リポートに出てきます。準決勝2組で12秒99を出したB.フランクリン(アメリカ)は史上33人目の「12秒台」到達者で、2026年に13秒を切ったのは彼で5人目——1年あたりの人数としては史上最多でした。その記録は同じ夜に更新され、決勝で12秒95を出したティンチが今季6人目になっています。
出走8人のうち5人がアメリカ勢で、上位4位までをアメリカ勢が占めました。日本の2人は5位・6位。もうひとりの失格者J.ブリット(アメリカ)のリアクションタイムは0.145秒と記録されており、失格の理由はWAから公表されていません。
優勝したサープのコメントも公式リポートに載っています。「NCAAチャンピオンでしかない自分がアルティメット選手権に勝つのは、不思議な感じがする。コーチと二人でここに勝ちに来て、リーン(フィニッシュでの上体の倒し込み)で獲った」——12秒94と12秒95を分けたのは、最後の1歩の姿勢だったということです。
阿部の13秒24は、本人の今季ベスト13秒18(6月13日・日本選手権準決勝2組、追い風1.1m)に0.06秒差まで迫る記録です。準決勝の13秒28は、日本選手権決勝で出した13秒28と同じタイム。阿部は今季の日本ランキング4位で、日本歴代では13秒12(2025年8月16日・福井)で4位タイに並ぶ選手です。
一方の村竹は男子110mHの日本記録12秒92(2025年8月16日・Athlete Night Games in FUKUI 2025)の保持者で、今季ベストは13秒05。決勝の13秒71はそこから0.66秒遅く、準決勝の13秒31からも0.40秒落としています。
泉谷駿介は今季、6月26日のクロアチア・ザグレブで13秒00をマークして日本勢の今季最高に立っていた選手です。準決勝の13秒85はそこから0.85秒遠い記録でした。
男子400m・中島佑気ジョセフは0秒03差で決勝を逃す
男子400mは初日に準決勝2組、2日目に決勝というスケジュールでした。中島佑気ジョセフが出走したのは準決勝2組です。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子400m 準決勝2組
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | J.パターソン | アメリカ | 44.73 | Q |
| 2 | ハドソン=スミス | イギリス | 44.79 | Q |
| 3 | エッピー | ボツワナ | 44.85 | Q |
| 4 | モルナール | ハンガリー | 44.97 | Q |
| 5 | 中島 | 日本 | 45.00 | |
| 6 | フェイフェルス | オランダ | 45.21 | |
| 7 | ネネ | 南アフリカ | 45.30 | |
| 8 | マクレー | アメリカ | 46.55 |
中島の45秒00は、4着で通過した地元ハンガリーのA.モルナールの44秒97と0.03秒差。公式リザルトに記載された中島のリアクションタイムは0.182秒です。
中島は日本陸連の日本記録一覧に載る男子400mの日本記録保持者で、記録は44秒44(2025年9月14日・世界選手権 東京)。今回の45秒00は、その日本記録から0.56秒遠い位置でした。戦績の推移は中島佑気ジョセフ選手の記録まとめに整理しています。
決勝は2日目に行われました。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子400m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ケビナチピ | ボツワナ | 43.39 | NR |
| 2 | ベンジャミン | アメリカ | 44.15 | |
| 3 | リチャーズ | トリニダード・トバゴ | 44.23 | |
| 4 | ベイリー | アメリカ | 44.27 | |
| 5 | ハドソン=スミス | イギリス | 44.28 | |
| 6 | J.パターソン | アメリカ | 44.59 | |
| 7 | エッピー | ボツワナ | 44.66 | |
| 8 | モルナール | ハンガリー | 45.10 |
優勝したB.ケビナチピ(ボツワナ)の43秒39には、WAの公式リザルトで「NR」の表記が付いています。男子400mの世界歴代リスト(1人1記録)では単独5位に相当する記録です。
なお、そのモルナールは決勝では45秒10で8位でした。準決勝には、この45秒10より速く走りながら敗退した選手が3人います。1組の5着44秒98・6着45秒00と、2組5着の中島の45秒00です。決勝に進めるのが各組4人までという形式の厳しさが、いちばん出た種目でした。
全28種目の結果|13種目は8位まで、28種目すべて表彰台まで
この節の結果表は2段構えです。まず、日本勢が出ていない13種目を8位まで(短距離4種目・跳躍7種目・投てき2種目)。そのあとに、全28種目の1位から3位までを実施順に並べた早見表を置きます。前の節の日本勢3種目と合わせると、8位まで載せた種目は16になります。早見表には8位まで載せた種目も重ねて入れてあるので、「何日目に誰が表彰台に乗ったか」だけを知りたいときはそちらだけを見てください。
短距離4種目と男子棒高跳は8位まで
世界のトップ8がどのくらいの記録で並んだのかは、自分の種目の物差しになります。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子100m 決勝風: -0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ベドナレク | アメリカ | 9.85 | SB |
| 2 | セビル | ジャマイカ | 9.90 | |
| 3 | ベイカー | アメリカ | 9.93 | |
| 4 | アジャイ | ナイジェリア | 9.93 | |
| 5 | コールマン | アメリカ | 9.94 | |
| 6 | レオトレラ | 南アフリカ | 9.98 | |
| 7 | テボゴ | ボツワナ | 10.07 | |
| 8 | シンビネ | 南アフリカ | 10.09 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子100m 決勝風: -0.2
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジェファーソン=ウッデン | アメリカ | 10.62 | WL |
| 2 | アルフレッド | セントルシア | 10.74 | |
| 3 | リチャードソン | アメリカ | 10.76 | |
| 4 | J.スミス | ジャマイカ | 10.94 | |
| 5 | クレイトン | ジャマイカ | 10.94 | |
| 6 | ファン・デル・ウェーケン | ルクセンブルク | 11.06 | |
| 7 | ウィリアムズ | ジャマイカ | 11.07 | |
| 8 | ハント | イギリス | 11.09 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子200m 決勝風: -0.1
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ベドナレク | アメリカ | 19.52 | WL |
| 2 | テボゴ | ボツワナ | 19.76 | SB |
| 3 | リンジー | アメリカ | 19.79 | SB |
| 4 | ダンビレ | 南アフリカ | 19.91 | |
| 5 | デグラス | カナダ | 19.92 | |
| 6 | レベル | ジャマイカ | 20.07 | |
| 7 | ブラウン | カナダ | 20.23 | |
| 8 | オンウズリケ | ナイジェリア | 20.45 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子200m 決勝風: -0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジェファーソン=ウッデン | アメリカ | 21.47 | WL |
| 2 | トーマス | アメリカ | 21.77 | |
| 3 | ホワイト | アメリカ | 21.93 | |
| 4 | ハント | イギリス | 22.10 | SB |
| 5 | ムーア | ジャマイカ | 22.34 | |
| 6 | スタージス | アメリカ | 22.46 | |
| 7 | バトル | アメリカ | 22.54 | |
| 8 | ヘンケ | スイス | 22.74 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子棒高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | デュプランティス | スウェーデン | 6.20 |
| 2 | カラリス | ギリシャ | 6.15 |
| 3 | グットルムセン | ノルウェー | 5.95 |
| 4 | K.マーシャル | オーストラリア | 5.95 |
| 5 | ブラッドフォード | アメリカ | 5.95 |
| 6 | ティエリー | フランス | 5.80 |
| 6 | ケンドリックス | アメリカ | 5.80 |
| 8 | ニルセン | アメリカ | 5.80 |
K.ベドナレク(アメリカ)とM.ジェファーソン=ウッデン(アメリカ)は、ともに100mと200mの2冠でした。男子100mは1位から5位までが0.09秒差、女子100mは4位と5位が10秒94で並ぶという密度です。男子棒高跳は3位から5位までが5m95、6位以下3人が5m80で並び、順位は試技の失敗数で分かれました。
跳躍・投てきの残り8種目も8位まで
フィールド種目は優勝者しか報じられないことが多いので、ここでは残る8種目も8位まで並べます。走幅跳・三段跳の記録に添えた「風」は、その記録が出た試技の風速です(いずれもWA公式リザルトの表記)。
水平跳躍3種目——男子走幅跳は1位と2位が1cm差、女子三段跳も1位と2位が2cm差という決着でした。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子走幅跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | テントグル | ギリシャ | 8.35 | 風0.0 |
| 2 | サラボユコフ | ブルガリア | 8.34 | 風+0.8 |
| 3 | エハマー | スイス | 8.07 | 風+0.7 |
| 4 | アンバロフ | ウズベキスタン | 7.94 | 風+1.4 |
| 5 | ゲイル | ジャマイカ | 7.90 | 風-0.1 |
| 6 | バルデ | ポルトガル | 7.85 | 風+0.4 |
| 7 | ジャン | 中国 | 7.67 | 風+0.4 |
| 8 | ボシュコビッチ | セルビア | 7.66 | 風-0.1 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子走幅跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | イアピキーノ | イタリア | 6.90 | 風+0.6 |
| 2 | ソーヤーズ | イギリス | 6.78 | 風+0.9 |
| 3 | A.ジョーンズ | アメリカ | 6.77 | 風+0.1 |
| 4 | クパチャ | フランス | 6.73 | 風+1.1 |
| 5 | ブライアント | アメリカ | 6.52 | 風+0.2 |
| 6 | デ・ソウザ | ポルトガル | 6.47 | 風+0.7 |
| 7 | ニコルズ | アメリカ | 6.39 | 風+0.1 |
| 8 | コアラ | ブルキナファソ | 6.21 | 風+1.4 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子三段跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | サール | セネガル | 15.06 | 風+0.3 |
| 2 | ベラスコ | キューバ | 15.04 | 風+0.5 |
| 3 | ペレス・エルナンデス | キューバ | 14.90 | 風+0.7 |
| 4 | ラフォン | ドミニカ国 | 14.47 | 風-0.1 |
| 5 | A.スミス | ジャマイカ | 14.23 | 風+0.3 |
| 6 | デルカチ | イタリア | 13.82 | 風-0.3 |
| 7 | サントス | ブラジル | 13.06 | 風+1.2 |
| - | ポベア | キューバ | NM | 記録なし |
垂直跳躍3種目——バーを上げていく種目は「8-8-6-4」の対象外で、通常どおりの進行です。同記録が並んだときの順位は試技の失敗数で決まります。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子走高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | タンベリ | イタリア | 2.37 | WL |
| 2 | ハリソン | アメリカ | 2.30 | |
| 3 | ポルティージョ | メキシコ | 2.26 | |
| 4 | ドロシュチュク | ウクライナ | 2.26 | |
| 5 | ベックフォード | ジャマイカ | 2.26 | |
| 6 | コウォジェイスキ | ポーランド | 2.22 | |
| 7 | シュテフェラ | チェコ | 2.17 | |
| 7 | ウィルソン | アメリカ | 2.17 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子走高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | マフチフ | ウクライナ | 1.99 |
| 2 | オリスラガーズ | オーストラリア | 1.95 |
| 3 | E.パターソン | オーストラリア | 1.91 |
| 3 | トピッチ | セルビア | 1.91 |
| 5 | ゲラシチェンコ | ウクライナ | 1.91 |
| 6 | ディスティン | ジャマイカ | 1.86 |
| 6 | ゾジク | ポーランド | 1.86 |
| 6 | レフチェンコ | ウクライナ | 1.86 |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子棒高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | モリス | アメリカ | 4.90 | =SB |
| 2 | モル | アメリカ | 4.90 | |
| 3 | モーザー | スイス | 4.85 | =SB |
| 4 | エアリス | ニュージーランド | 4.80 | |
| 5 | マッカートニー | ニュージーランド | 4.80 | |
| 6 | ムーン | アメリカ | 4.70 | |
| 7 | シュテイ | スロベニア | 4.70 | |
| 8 | グローブ | アメリカ | 4.70 | =SB |
投てき2種目——どちらも「8-8-6-4」の4ラウンド制です。男子ハンマー投では、オリンピック・世界選手権を制しているE.カッツバーグ(カナダ)が記録なし(NM)に終わっています。
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子ハンマー投 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | フンメル | ドイツ | 81.46 | |
| 2 | ハラース | ハンガリー | 80.30 | |
| 3 | コハン | ウクライナ | 78.90 | |
| 4 | ショシナン | フランス | 78.36 | |
| 5 | ミスリフチュク | チェコ | 78.19 | |
| 6 | ファイデク | ポーランド | 76.11 | |
| 7 | ウィンクラー | アメリカ | 75.86 | |
| - | カッツバーグ | カナダ | NM | 記録なし |
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
男子やり投 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | パティラゲ | スリランカ | 91.09 | |
| 2 | ピーターズ | グレナダ | 86.18 | |
| 3 | ウェーバー | ドイツ | 85.89 | |
| 4 | ウォルコット | トリニダード・トバゴ | 82.41 | |
| 5 | ナディーム | パキスタン | 81.49 | SB |
| 6 | イエゴ | ケニア | 80.23 | |
| 7 | ウェグネル | ポーランド | 77.21 | |
| 8 | トンプソン | アメリカ | 75.80 |
この8種目を並べると、1位と最下位の差の大きさが種目でまるで違うことが見えます。男子走幅跳は1位8m35と8位7m66で69cm、女子走高跳は1位1m99と最下位(6位タイ)1m86で13cm。一方で男子やり投は1位91m09と8位75m80で15m29も開いており、優勝したR.T.パティラゲ(スリランカ)の1本が突出していました。
3日間・全28種目の表彰台
3日間で行われた決勝は28種目です。各日の1位から3位までを実施順に並べました。競技はいずれも現地の夕方に行われたため、日本ではその翌日の未明にあたります。
1日目(現地9月11日/日本時間9月12日未明)
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
混合4×100mR 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | アメリカ | 39.64 | |
| 2 | ジャマイカ | 39.72 | |
| 3 | イギリス | 40.26 |
女子走高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | マフチフ | ウクライナ | 1.99 |
| 2 | オリスラガーズ | オーストラリア | 1.95 |
| 3 | E.パターソン | オーストラリア | 1.91 |
| 3 | トピッチ | セルビア | 1.91 |
男子ハンマー投 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | フンメル | ドイツ | 81.46 |
| 2 | ハラース | ハンガリー | 80.30 |
| 3 | コハン | ウクライナ | 78.90 |
男子棒高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | デュプランティス | スウェーデン | 6.20 |
| 2 | カラリス | ギリシャ | 6.15 |
| 3 | グットルムセン | ノルウェー | 5.95 |
男子5000m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | インゲブリクトセン | ノルウェー | 12:59.24 | SB |
| 2 | ホッカー | アメリカ | 13:00.05 | SB |
| 3 | ウルフ | アメリカ | 13:00.13 |
女子走幅跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | イアピキーノ | イタリア | 6.90 |
| 2 | ソーヤーズ | イギリス | 6.78 |
| 3 | A.ジョーンズ | アメリカ | 6.77 |
女子100mH 決勝風: +0.1
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | ラッセル | アメリカ | 12.22 |
| 2 | アムサン | ナイジェリア | 12.34 |
| 3 | フィッセル | オランダ | 12.39 |
男子110mH 決勝風: -0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | サープ | アメリカ | 12.94 | |
| 2 | ティンチ | アメリカ | 12.95 | SB |
| 3 | フランクリン | アメリカ | 13.01 |
2日目(現地9月12日/日本時間9月13日未明)
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子400m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | パウリノ | ドミニカ共和国 | 49.07 |
| 2 | イェーガー | ノルウェー | 49.28 |
| 3 | プライス | ジャマイカ | 49.56 |
女子やり投 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北口 | 日本 | 68.92 | NR(日本新) |
| 2 | ヤン | 中国 | 68.05 | |
| 3 | ルイス・ウルタド | コロンビア | 64.84 |
男子400m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ケビナチピ | ボツワナ | 43.39 | NR |
| 2 | ベンジャミン | アメリカ | 44.15 | |
| 3 | リチャーズ | トリニダード・トバゴ | 44.23 |
女子棒高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | モリス | アメリカ | 4.90 | =SB |
| 2 | モル | アメリカ | 4.90 | |
| 3 | モーザー | スイス | 4.85 | =SB |
女子1500m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | カジミエルスカ | ポーランド | 3:57.55 |
| 2 | ハンター・ベル | イギリス | 3:57.72 |
| 3 | ヒルツ | アメリカ | 3:58.16 |
男子走幅跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | テントグル | ギリシャ | 8.35 |
| 2 | サラボユコフ | ブルガリア | 8.34 |
| 3 | エハマー | スイス | 8.07 |
女子800m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | ウェロ | スイス | 1:55.88 |
| 2 | ホジキンソン | イギリス | 1:56.26 |
| 3 | ブルーダース=ボル | オランダ | 1:56.74 |
女子100m 決勝風: -0.2
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジェファーソン=ウッデン | アメリカ | 10.62 | WL |
| 2 | アルフレッド | セントルシア | 10.74 | |
| 3 | リチャードソン | アメリカ | 10.76 |
男子100m 決勝風: -0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ベドナレク | アメリカ | 9.85 | SB |
| 2 | セビル | ジャマイカ | 9.90 | |
| 3 | ベイカー | アメリカ | 9.93 |
3日目(現地9月13日/日本時間9月14日未明)
TRACK HUB RESULTS
WAアルティメット選手権大会(第1回世界陸上アルティメット選手権)
女子400mH 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | J.ジョーンズ | アメリカ | 52.45 | SB |
| 2 | ザプレタロワ | スロバキア | 52.68 | |
| 3 | コックレル | アメリカ | 53.09 |
男子やり投 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | パティラゲ | スリランカ | 91.09 |
| 2 | ピーターズ | グレナダ | 86.18 |
| 3 | ウェーバー | ドイツ | 85.89 |
男子400mH 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ドスサントス | ブラジル | 45.98 | |
| 2 | ベンジャミン | アメリカ | 46.40 | SB |
| 3 | ワーホルム | ノルウェー | 46.78 |
男子走高跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | タンベリ | イタリア | 2.37 | WL |
| 2 | ハリソン | アメリカ | 2.30 | |
| 3 | ポルティージョ | メキシコ | 2.26 |
女子5000m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | アメバウ | エチオピア | 14:30.36 | |
| 2 | ハル | オーストラリア | 14:32.39 | PB |
| 3 | ベライネ | エチオピア | 14:32.62 |
女子三段跳 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | サール | セネガル | 15.06 |
| 2 | ベラスコ | キューバ | 15.04 |
| 3 | ペレス・エルナンデス | キューバ | 14.90 |
男子800m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | セジャティ | アルジェリア | 1:41.91 |
| 2 | アロップ | カナダ | 1:42.28 |
| 3 | ワニョニ | ケニア | 1:42.44 |
混合4×400mR 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | アメリカ | 3:08.32 | ||
| 2 | イギリス | 3:09.40 | SB | |
| 3 | オランダ | 3:09.57 | SB |
男子1500m 決勝
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1 | カー | イギリス | 3:29.35 |
| 2 | マイヤーズ | オーストラリア | 3:29.68 |
| 3 | ケスラー | アメリカ | 3:30.73 |
男子200m 決勝風: -0.1
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ベドナレク | アメリカ | 19.52 | WL |
| 2 | テボゴ | ボツワナ | 19.76 | SB |
| 3 | リンジー | アメリカ | 19.79 | SB |
女子200m 決勝風: -0.6
| 順位 | 選手 | 所属 | 記録 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジェファーソン=ウッデン | アメリカ | 21.47 | WL |
| 2 | トーマス | アメリカ | 21.77 | |
| 3 | ホワイト | アメリカ | 21.93 |
noteの「WL」は世界最高(World Lead=その年の世界最高記録)、「SB」はシーズンベスト、「PB」は自己ベスト、「NR」は国内記録を示すWAの表記です。女子走高跳は3位が2人(1m91)で同順位です。
女子100mHのM.ラッセル(アメリカ)が出した12秒22は、日本の水準と比べると遠い数字です。日本記録は12秒60で、国内の今季ランキングは女子100mHランキング2026にまとめています。WAの大会総括リポートによれば、ラッセルはこの勝利で今季を無敗で終えています。女子800mを制したA.ウェロ(スイス)の1分55秒88も、日本記録1分59秒52との距離を測る物差しになります。
「アルティメット」はどんな大会か|予選なし・賞金1,000万ドル

第1回大会なので、「アルティメット選手権とはどういう大会なのか」がまだ広く知られていません。ここからはWAが公式サイトのFAQで公表している内容にもとづいて整理します。
出場権は「王者」と「ランキング」で決まる
WAのFAQによれば、自動的に出場権を得るのは次の3グループです。
- パリ2024オリンピックの優勝者 26人
- 東京2025世界選手権の優勝者 26人
- 2026年シーズンのダイヤモンドリーグ優勝者 25人
これに加えて、2026年のワールドランキングによる上位者が出場します。1つの国から出られる人数に制限はありません。WAはFAQで「この大会は成績の話であって出場枠の話ではない」という趣旨を明記しており、同じ国のトップ選手が何人でも並ぶことがあります。実際、今大会の男子110mH決勝は8人中5人がアメリカ勢でした。
競技フォーマットは「準決勝2組」と「8-8-6-4」
3日間で3セッションしかないため、ラウンド数が大きく絞られています。WAのFAQによる内訳は次のとおりです。
| 種目グループ | ラウンド構成 |
|---|---|
| 100m・200m・400m・800m・100mH/110mH・400mH | 準決勝2組(各8人)→ 各組上位4人が決勝(=決勝は8人) |
| 1500m・5000m・リレー | 決勝一発 |
| フィールド全種目 | 決勝のみ |
表はWA公式FAQの記載にもとづきます。ただし実際の準決勝が必ず8人だったわけではなく、男子400mの1組だけは9人で行われました(後述)。
水平跳躍(走幅跳・三段跳)と投てきには、独特の4ラウンド制があります。FAQの説明では、8人全員に2回の試技が保証され、2ラウンド終了時点で上位6人が3回目、そのあと上位4人が4回目に進むという形です。WAはこれを「8-8-6-4」と表記しています。
北口榛花の試技が4本だったのは、このルールのためです。通常の大会(6回制)と違い、投げ直せる回数が2本少ない。北口が1投目61m15から2投目に68m92を出したことは、この短い試技数のなかでは決定的でした。3投目・4投目はいずれもファウルでしたが、順位はすでに動きませんでした。
このルールの厳しさが最もはっきり出たのが男子ハンマー投です。WAの男子ハンマー投 試合リポートによると、オリンピック・世界選手権を制しているE.カッツバーグ(カナダ)は1投目を80mの線をはるかに越えて飛ばしたものの、数メートル有効区域(セクター)の外に落ちてファウル。2投目もファウルになり、2ラウンド終了時点で上位6人に残れず、記録なし(NM)で競技を終えました。6回制なら残り4本あったところを、この大会では2本で終わりです。優勝したM.フンメル(ドイツ)は1投目の81m46がそのまま大会最高記録になりました。
なお走高跳・棒高跳はバーを上げていく形式なので、この4ラウンド制の対象外です。
賞金は優勝15万ドル、総額1,000万ドル
WAのFAQには賞金の分配表が掲載されています。総額は1,000万ドルで、出場者全員に賞金が出るのが特徴です。
| 順位 | 個人種目 | リレー(チーム) |
|---|---|---|
| 1位 | 150,000ドル | 80,000ドル |
| 2位 | 75,000ドル | 40,000ドル |
| 3位 | 40,000ドル | 24,000ドル |
| 4位 | 25,000ドル | 20,000ドル |
| 5位 | 16,000ドル | 16,000ドル |
| 6位 | 14,000ドル | 14,000ドル |
| 7位 | 12,000ドル | 10,000ドル |
| 8位 | 10,000ドル | 8,000ドル |
| 9位 | 9,000ドル | — |
| 10位 | 8,000ドル | — |
| 11〜16位 | 7,000〜2,000ドル | — |
11位以下は1,000ドルずつ下がって16位が2,000ドル。FAQ上、準決勝を行うトラック種目は各組8人×2組=16人が基本で、賞金表は原則その最下位まで対応します。ただし男子400mの準決勝だけは1組9人+2組8人=17人で行われており、17位分の扱いは公表されていません。
砲丸投・円盤投・3000mSC・競歩・混成は実施されなかった
今大会で行われたのは次の28種目です。
- 男子(13): 100m/200m/400m/800m/1500m/5000m/110mH/400mH/走高跳/棒高跳/走幅跳/ハンマー投/やり投
- 女子(13): 100m/200m/400m/800m/1500m/5000m/100mH/400mH/走高跳/棒高跳/走幅跳/三段跳/やり投
- 混合(2): 4×100mリレー/4×400mリレー
男子の三段跳と女子のハンマー投がなく、砲丸投・円盤投・3000m障害・10000m・競歩・混成競技・マラソンも実施されていません。WAはFAQで、世界選手権の9日間・13〜14セッションに対しこの大会は**3日間・3セッション(各およそ3時間)**しかないため全種目は入れられない、と説明しています。
第1回大会の規模|3セッション完売・観客6万1671人
大会終了後にWAが公表した総括リポートに、第1回大会の数字が出ています。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 出場者 | 65の加盟連盟から352人 |
| 観客 | 3セッションすべて完売・3日間で61,671人 |
| 優勝者を出した国 | 18か国(日本を含む) |
| 今大会で出た世界最高記録(WL) | 4 |
| ハンガリー国内のオールカマーズ記録 | 15 |
| 放映権を持つ放送事業者 | 48社・170以上の国と地域 |
WA会長のS.コー氏は同リポートで、「選手が主役でなければならないというのが私の信条だが、この第1回大会はそれを明確に体現した」という趣旨のコメントを出しています。
「世界最高記録4」は、本記事の結果表で「WL」が付いている女子100m 10秒62・女子200m 21秒47・男子200m 19秒52・男子走高跳 2m37の4つと一致します。
今大会で出た世界歴代上位の記録
今大会で出た記録が世界のなかでどのあたりなのか、WAの世界歴代リスト(屋外・シニア・1人1記録)で照合しました。
| 種目 | 記録 | 選手 | 世界歴代 |
|---|---|---|---|
| 女子200m | 21秒47 | ジェファーソン=ウッデン(アメリカ) | 3位 |
| 男子400m | 43秒39 | ケビナチピ(ボツワナ) | 5位 |
| 男子200m | 19秒52 | ベドナレク(アメリカ) | 7位 |
| 女子やり投 | 68m92 | 北口 榛花(日本) | 10位タイ |
男子400mHで優勝したA.ドスサントス(ブラジル)の45秒98は、1人1記録のリストには現れません。同じリストに本人の45秒80(2026年8月27日)が歴代1位として載っているためです。参考までに、この歴代リストの2位はK.ワーホルム(ノルウェー)の45秒94、3位はR.ベンジャミン(アメリカ)の46秒17。今回の45秒98はその2つの記録のあいだに入る水準でした。
見逃し配信と放送
日本国内では、日本陸連の大会ページがオンエア情報として「アルティメット2026世界陸上(TBSテレビ)」と、YouTubeの「TBS陸上ちゃんねる【公式】」による全日程のライブ配信を案内していました。配信のアーカイブは大会後も公開されています。
日本勢3人が出場した男子110mHは初日(DAY.1)、北口榛花の女子やり投は2日目(DAY.2)です。
いずれもTBS陸上ちゃんねる【公式】が配信したもので、日本陸連の大会ページからもリンクされています。動画の長さはDAY.1が約3時間23分、DAY.2が約3時間12分、DAY.3が約3時間1分です。
よくある質問
アルティメット選手権は世界選手権とどう違いますか
WAのFAQによれば、世界選手権は2年に1度の最高峰の大会として継続し、アルティメット選手権はそれを置き換えるものではありません。観戦の体感として大きく違うのはラウンド数です。予選がなく、トラックはいきなり準決勝2組(16人)か決勝一発。水平跳躍(走幅跳・三段跳)と投てきの試技も6回ではなく「8-8-6-4」の4ラウンドで、1種目あたりの決着が速くなっています。
日本人選手の賞金はいくらになりますか
WAのFAQが公表している賞金表に順位を当てはめると、優勝した北口榛花は15万ドル、男子110mHで5位の阿部竜希は16,000ドル、6位の村竹ラシッドは14,000ドルにあたります。準決勝敗退の泉谷駿介・中島佑気ジョセフについても、WAは出場者全員に賞金が行き渡るとしています。実際の支払い額は公表されていません。
北口榛花の68m92は日本記録として認められますか
WA公式リザルトには国内記録を示す「NR」が付いていますが、日本陸連の「日本記録」一覧は2026年9月23日時点でまだ67m38のままです。公認の手続きと公表を待つ段階で、詳しくは本文の女子やり投の節で整理しています。
男子110mH決勝で2人が失格になったのはなぜですか
WA公式リポートによれば、J.ジョセフ(スイス)は**不正スタート(フライング)**での失格です。もうひとりのJ.ブリット(アメリカ)の失格理由は公表されていません。
次回のアルティメット選手権はいつ行われますか
WAは公式FAQで、2028年はLA28オリンピックのあとにシーズンを締めくくる形で開催すると説明しています。次回大会の具体的な日程・開催地は、本記事の作成時点でFAQにも大会サイトにも示されていません。なお同じFAQは、2026年が「世界選手権もオリンピックもない唯一の年」だったことを第1回をこの年に置いた理由として挙げています。
日本勢はなぜ5人だけだったのですか
出場資格が「オリンピック王者・世界選手権王者・ダイヤモンドリーグ優勝者・2026年ワールドランキング上位」に限られ、かつ種目自体が28に絞られているためです。日本陸連が公開した出場選手一覧によれば、出場は男子4人・女子1人の計5人。8位以内に入ったのは3人でした。
まとめ|次はアジア大会2026
第1回の世界陸上アルティメット選手権は、日本にとって北口榛花の日本新記録という結果で終わりました。要点を整理します。
- 女子やり投で北口榛花が68m92の日本新記録で優勝。2投目の1本で決め、世界歴代10位タイに並んだ
- 男子110mHで阿部竜希が5位、村竹ラシッドが6位。決勝は8人中5人がアメリカ勢で、8人中2人(J.ジョセフとJ.ブリット)が失格という荒れた展開。WA公式リポートによればジョセフの失格は不正スタートで、レースは2度目のスタートで成立した
- 男子400mの中島佑気ジョセフは準決勝2組5着、通過ラインとは0.03秒差。その45秒00は決勝8位のタイムより速かった
- 大会は3日間・28種目。トラックは準決勝2組から8人が決勝へ、走幅跳・三段跳と投てきは「8-8-6-4」の4ラウンド制(走高跳・棒高跳は対象外)
- 賞金総額1,000万ドル、優勝は15万ドル。1国あたりの出場人数制限はない
- 3セッションすべて完売、3日間で61,671人が来場。65連盟352人が出場し、18か国が優勝者を出した(WA総括リポート)
次は9月23日から29日まで、愛知・名古屋2026アジア競技大会の陸上競技がパロマ瑞穂スタジアム(愛知)で行われます。日本陸連が発表した日本代表内定選手の一覧には、今回ブダペストで戦った5人のうち4人(北口・村竹・泉谷・中島)が名を連ねており、今大会の結果はアジア大会に向けた現在地としても読めます。日程や見どころはアジア大会2026 陸上競技ガイドにまとめています。
トップ選手の1本や1レースを追っていると、「自分の記録はいまどこにいるのか」を同じ物差しで測りたくなります。陸上練習ノートアプリ「TRACK HUB」は、日々の練習と試合の記録を種目別に残し、推移をグラフで見返せるアプリです。北口榛花が4投のうち2投目で勝負を決めたように、どの1本が良かったのかを後から振り返れる状態にしておくことが、次のシーズンの積み上げにつながります。
本記事の記録・順位・風速・試技の内訳は、World Athleticsの公式リザルトと日本陸連の公開資料ですべて確認しています。選手のコメントと試合展開は、World Athleticsが公式サイトに掲載した各種目の試合リポートおよび大会総括リポートによります。



