全日本実業団陸上2026(第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会)は、2026年9月11日から13日までの3日間、たけびしスタジアム京都で行われました。最大の結果は女子棒高跳の諸田実咲(アットホーム)がマークした4m51の日本新記録で、諸田は大会の最優秀選手にも選ばれています。大会記録は5種目で9人が更新しました。この記事では公式リザルトをもとに、全種目の3位まで(記録が動いた種目と短距離・ハードルの計9種目は入賞圏の8位まで)を整理します。

この記事でわかること

  • 全日本実業団陸上2026の全種目の結果(男女とも3位まで・主要9種目は8位まで・7月に別開催された10000mを含む)
  • 諸田実咲の4m51がどう跳ばれたか(公式の試技経過と、日本陸連レポート・所属先の公式発表それぞれのコメント)
  • 大会記録が更新された5種目9人と、破られた旧記録の中身
  • 「対抗」選手権の得点・表彰の仕組み、女子総合を初制覇したチーム、大会2日目に主催者が発表した救急搬送事案
  • アジア競技大会2026の日本代表が今大会でどこまで勝ったか(3位以内22人と、男子4×100mR日本チームのオープン参加38秒97)

全日本実業団対抗陸上2026の結果ハイライト|大会記録は5種目9人

今大会で大会記録を上回ったのは5種目9人でした。公式リザルトの記録欄に印字された旧記録と並べると、どこで時代が動いたのかがはっきりします。

種目選手(所属)記録旧大会記録(保持者・年)
男子400mH小田将矢(豊田自動織機)48.8448.92(鍜治木崚・住友電工/2019年)
男子5000mW古賀友太(大塚製薬)18:19.4518:34.88(山西利和・愛知製鋼/2020年)
男子5000mW髙橋和生(ADワークスグループ)18:21.46同上
男子5000mW丸尾知司(愛知製鋼)18:23.96同上
男子5000mW原圭佑(愛知製鋼)18:28.42同上
女子800m田中希実(豊田自動織機)2:02.182:02.41(杉森美保・京セラ/2004年)
女子800m塩見綾乃(岩谷産業)2:02.30同上
女子棒高跳諸田実咲(アットホーム)4m514m30(近藤高代・長谷川体育施設/2007年)
女子三段跳髙島真織子(クラフティア)13m8213m71(森本麻里子・内田建設AC/2022年)

最も人数が多かったのが男子5000m競歩で、上位4人がそろって旧記録を破りました。破られた18分34秒88は2020年に山西利和が愛知製鋼所属時にマークしたもの。その愛知製鋼が今回3人を送り込み、丸尾知司が3位、原圭佑が4位で先輩の記録を上回っています(5位の土屋温希も同じ愛知製鋼)。なお公式リザルトの頭書によると、この種目の日本記録は2026年に金子陸がマークした17分59秒32で、屋外の世界最高記録も同じ数字です。

男子400mHでは、旧記録の当事者がすぐそばにいました。破られた48秒92は2019年の同じ大会で鍜治木崚がマークしたもので、日本陸連の選手プロフィールによると48秒92は鍜治木の自己ベストでもあります。その鍜治木は今大会もタイムレース1組に出場し、53秒96で総合33位。自分が7年前にこの大会でつくった記録が更新される日に、同じ種目の同じトラックを走っていたことになります。

女子800mは、2004年から22年動かなかった2分02秒41を、田中希実と塩見綾乃が同じレースで同時に更新しました。この種目の日本記録は2025年に久保凛がマークした1分59秒52で、リザルトの記録欄にもそのまま印字されています。日本記録がどのレースで生まれ、久保がどんな記録の積み上げ方をしてきたかは久保凛選手の記録まとめで整理しています。

女子三段跳も構図が印象的でした。13m82で大会新を出した髙島真織子(クラフティア)が破ったのは、2022年に森本麻里子がマークした13m71。森本は14m16の日本記録保持者でもあり、所属をオリコに移して今大会に出場しました。1本目の13m44から2〜5本目を続けてファウルにし、最後の6本目に13m61をまとめて2位。自分の大会記録が目の前で更新される位置でフィニッシュしています。

なお、公式速報の決勝・タイムレース総合を全種目確認した範囲では、日本記録の更新は女子棒高跳の1件だけでした。

青空の下に伸びる全天候トラックのレーンと観客席

女子棒高跳・諸田実咲が4m51の日本新

大会2日目の午前10時に始まった女子棒高跳で、諸田実咲(アットホーム)が4m51を跳び、自身が持つ日本記録を1cm更新しました。公式リザルトに記録されている試技経過は次のとおりです。

高さ試技結果
4m001回目成功
4m203回目成功
4m351回目成功
4m511回目成功(日本新・大会新)
4m613回目まで失敗

2位の大坂谷明里(愛媛対策本部)が4m10までだったため、4m20を3回目でクリアした時点で優勝が決まりました。勝負が決まってからの4m35と4m51は、いずれも1回目です。大会記録は2007年に近藤高代(長谷川体育施設)がマークした4m30で、19年ぶりの更新でした。

日本陸連が9月16日に公開した全日本実業団の女子棒高跳レポートによると、この4m51は今季2回目・通算4回目の日本新記録です。諸田は「正直、『あんなので跳べちゃった』という感じ」と振り返り、助走から踏み切りまでの修正を課題に臨んだ試合で、感触が良くなくても跳べたことに手応えを得たと語っています。

同レポートと日本陸連の記録ページからたどると、諸田が更新してきた日本記録は次の4本です。

記録時期・大会
4m412023年春
4m482023年・アジア競技大会(杭州)=銀メダル
4m502026年5月10日・木南道孝記念(長居)
4m512026年9月12日・全日本実業団(たけびしスタジアム京都)

2023年のアジア競技大会では春につくった4m41を7cm上回る4m48で銀メダル。今回の4m51は、そこからの3年で3cmの上積みです。

その後にバーが上げられた4m61は、レポートによると日本の女子選手として初めての挑戦でした。3回とも失敗しましたが、3回目は身体が少し触れたことと追い風が重なってバーが落ちたもので、諸田は跳べていた感触があったと語っています。この日の使用ポールは14フィート・155ポンドで、5月に4m50を跳んだときと同じもの。1つ硬い14フィート・160ポンドを使いこなせれば「もっと浮きが出てくる」というのが本人の見立てで、道具を1段階上げられるかどうかが4m60台への分かれ目になっています。同レポートによると、諸田はアジア競技大会の女子棒高跳(9月25日・イブニングセッション)に2回目の出場で臨み、金メダル獲得を目標に掲げています。

この4m51は、日本陸連のサイト上での扱いがまだ分かれています。日本記録一覧(女子)は2026年9月14日現在の更新で、棒高跳の欄は4m50のまま(同ページには「申請中の記録も含む」との注記があります)。一方で諸田の選手プロフィールページには、自己記録として「4m51(2026.9 全日本実業団)日本記録」と記載されています。現時点では2つのページで記載が分かれている、というところまでが確認できる事実です。

種目の優勝とは別の表彰もありました。所属先のアットホーム株式会社が9月15日に出した公式発表によると、諸田は第74回大会の最優秀選手に選ばれています。同じ試合について公式コメントが2種類残っているのも今回の特徴で、日本陸連のレポートが試技と技術の話に寄っているのに対し、所属先の発表では「これまで取り組んできた成果を記録として残せたことは大きな自信になりました」とシーズン全体を振り返っています。諸田は2023年4月に同社へ入社した社員選手です。

今大会はTBSが協力に入り、公式のライブ配信が行われました。大会2日目のアーカイブは以下の公式チャンネルで公開されています(約10時間の全日程アーカイブ。女子棒高跳は10時00分〜13時02分)。

【LIVE】全日本実業団陸上2026 ★DAY.2【9/12 10:00】

全種目の結果(3位まで・主要9種目は8位まで)

ここからの結果は、すべて日本実業団陸上競技連合の公式速報の決勝・タイムレース総合のページと突き合わせています。タイムレース総合の種目は組ごとではなく全体の順位です。

8位まで載せるのは、大会記録が動いた5種目(男子400mH・男子5000mW・女子800m・女子棒高跳・女子三段跳)と男女100m・男子110mH・女子100mHの計9種目です。

男子トラック種目

男子100mはデーデー ブルーノ(セイコー)が10秒13で優勝し、200mも20秒65で制して2冠となりました。2位と3位が10秒18で並んだ100mは、1000分の1秒(10.175と10.180)で林哉太が上位に入っています。リザルトの頭書によると、この種目の大会記録10秒00と日本記録9秒95はいずれも山縣亮太がセイコー所属時にマークしたもので、デーデーは同じチームの先輩の数字を追う位置にいます。男子100mの今季の日本国内の水準は男子100mの2026年日本ランキングで確認できます。

110mHは横地大雅(Digverse)が13秒40で優勝し、大会記録保持者の野本周成(愛媛対策本部)が13秒42で2位。入賞圏の8人が13秒40〜14秒08の0.68秒に収まりました。上位2人のタイムは、男子110mHの2026年日本ランキングの上位と比べると、9月中旬の国内レースとしては順当な水準です。

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

2026-09-11〜13 たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)

男子100m 決勝風: +0.8

順位選手所属記録備考
1デーデー ブルーノセイコー10.13
2林 哉太ノジマ10.1810.175
3守 祐陽渡辺パイプ10.1810.180
4林 拓優HDY ONE10.21
5井上 直紀大阪ガス10.25
6北原 竜之介関東建設10.28
7伊藤 輝ミクロン精密10.29
8木梨 嘉紀エターナルホスピタリティG10.40

男子200m 決勝風: -1.1

順位選手所属記録
1デーデー ブルーノセイコー20.65
2佐藤 風雅ミズノ20.85
3沼田 充広LEGALIS20.93

男子400m タイムレース総合

順位選手所属記録
1吉津 拓歩ミキハウス46.02
2小渕 瑞樹登利平46.44
3松岡 知紀ユニバーサル フィールド46.52

男子800m タイムレース総合

順位選手所属記録
1源 裕貴NTN1:47.80
2四方 悠瑚4DIRECTIONS1:47.93
3松本 純弥成洋産業1:48.07

男子1500m タイムレース総合

順位選手所属記録
1塩原 匠富士山GX3:41.20
2千守 倫央大塚製薬3:42.55
3荒井 七海Honda3:42.62

男子5000m タイムレース総合

順位選手所属記録
1アンティパス キベット小森コーポレーション13:22.77
2キプラガット エマヌエル三菱重工13:23.29
3ロノ シャドラックSUBARU13:23.30

男子110mH 決勝風: +1.1

順位選手所属記録
1横地 大雅Digverse13.40
2野本 周成愛媛対策本部13.42
3徳岡 凌KAGOTANI13.72
4藤井 亮汰鳥取県スポーツ協会13.82
5福本 廉J.VIC13.88
6石川 周平富士通13.90
7町 亮汰新潟アルビレックスRC13.95
8大西 健介関西電力14.08

男子400mH タイムレース総合

順位選手所属記録備考
1小田 将矢豊田自動織機48.84大会新
2山内 大夢東邦銀行49.03
3岡村 州紘長野県信用組合49.04
4豊田 兼トヨタ自動車49.09
5井之上 駿太富士通49.16
6渡邊 脩東京エネシス49.35
7筒江 海斗スポーツテクノ和広49.49
8山本 竜大SEKI A.C.49.97

男子3000mSC 決勝

順位選手所属記録
1谷口 辰熙NTN8:36.27
2佐竹 勇樹トーエネック8:39.33
3佐藤 颯富士山GX8:40.70

男子5000mW 決勝

順位選手所属記録備考
1古賀 友太大塚製薬18:19.45大会新
2髙橋 和生ADワークスグループ18:21.46大会新
3丸尾 知司愛知製鋼18:23.96大会新
4原 圭佑愛知製鋼18:28.42大会新
5土屋 温希愛知製鋼18:59.35
6濱西 諒自衛隊体育学校19:10.46
7村山 裕太郎富士通19:18.22
8石田 昴自衛隊体育学校19:21.72

男子4×100mR 決勝

順位選手所属記録
1ユニバーサル フィールド杉尾海飛・大津瑛・松岡知紀・木下裕貴39.59
2ATC深町飛太・草野誓也・本多諒平・増原大観39.77
3田子重杉本大騎・栗川克章・菅野嗣・山口凜也39.79

男子4×400mR タイムレース総合

順位選手所属記録
1トヨタ自動車新垣颯斗・小林琉聖・木屋川内浩二・豊田兼3:08.36
2UNITE石原大雅・宇野田和馬・大瀧颯馬・三田真也3:09.78
3ATC野々山開・深町飛太・濱田寛志・飯塚啓伍3:11.01

男子400mHは、48秒84で大会新の小田将矢から8位の山本竜大(SEKI A.C.)までが49秒台以内。4位の豊田兼(トヨタ自動車)が49秒09で、そのトヨタ自動車は4×400mRも3分08秒36で制しています。男子中距離ではNTNが800mと3000mSCの2種目を制覇。800mを1分47秒80で勝った源裕貴は、この種目の大会記録(2025年・1分47秒30)を持つ本人です。

男子フィールド種目

跳躍では男子走高跳で真野友博(クラフティア)が2m21で優勝しました。真野はこの大会の大会記録2m31(2020年・当時は九電工)をつくった本人です。棒高跳は柄澤智哉(東日本三菱自動車販売)が5m50で勝ち、5m40で来間弘樹(中国連盟)と江島雅紀(富士通)が2位に並びました。

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

2026-09-11〜13 たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)

男子走高跳 決勝

順位選手所属記録
1真野 友博クラフティア2m21
2長谷川 直人新潟アルビレックスRC2m18
3澁谷 蒼team猿魂2m15

男子棒高跳 決勝

順位選手所属記録
1柄澤 智哉東日本三菱自動車販売5m50
2来間 弘樹中国連盟5m40
2江島 雅紀富士通5m40

男子走幅跳 決勝

順位選手所属記録備考
1山川 夏輝Team SAGA SSP7m76-0.5
2津波 響樹大塚製薬7m65+0.8
3北川 凱センコー7m64+0.3

男子三段跳 決勝

順位選手所属記録備考
1荒木 基ファンアンドラン16m44-0.1
2外村 直之東日本連盟16m06+1.9
3松下 悠太郎鹿児島信用金庫15m91+0.3

男子砲丸投 決勝

順位選手所属記録
1奥村 仁志センコー18m14
2幸長 慎一四国大職17m72
3森下 大地関彰商事17m41

男子円盤投 決勝

順位選手所属記録
1湯上 剛輝トヨタ自動車57m03
2北原 博企新潟アルビレックスRC56m40
3幸長 慎一四国大職55m47

男子ハンマー投 決勝

順位選手所属記録
1中川 達斗山陽特殊製鋼72m04
2柏村 亮太ヤマダホールディングス67m79
3石坂 奨真ジーケーライン65m84

男子やり投 決勝

順位選手所属記録
1巌 優作山陽特殊製鋼79m19
2山田 隼人日吉76m56
3ディーン 元気ミズノ73m88

投てきでは砲丸投の奥村仁志(センコー)が5投目の18m14で勝ち、円盤投は日本記録保持者の湯上剛輝(トヨタ自動車)が4投目の57m03で優勝しました。円盤投で3位に入った幸長慎一(四国大職)は砲丸投でも2位に入っており、この大会の「1人3種目まで」という制限のなかで2種目を投げ切った例です。

男子10000m(7月5日・千歳)

第74回大会の10000mは、9月の京都の本戦とは別に、7月5日に北海道千歳市の青葉陸上競技場で行われました。最終組(2組)の上位は次のとおりです。

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権10000m

2026-07-05 青葉陸上競技場(北海道千歳市)

男子10000m 決勝2組

順位選手所属記録
1キプラガット エマヌエル三菱重工27:32.33
2チェプセルゴン リチャードサンベルクス27:34.24
3ギデオン ロノロジスティード27:35.04
4ロノ シャドラックSUBARU27:36.05
5エバンス ケイタニートヨタ紡織27:42.85
6鈴木 塁人GMOインターネット27:50.61

1組の最高記録は中野翔太(Honda)の28分17秒07だったため、全体の上位はすべて2組の選手です。日本人で最も速かったのは2組6着の鈴木塁人(GMOインターネット)の27分50秒61でした。

女子トラック種目

女子100mは君嶋愛梨沙(土木管理総合)が11秒41で、青野朱李(NDソフト)との0.01秒差を制しました。青野は翌日の200mを23秒49で勝っています。この決勝は三浦愛華(愛媛対策本部)が欠場して7人で行われたため、8位の入賞得点そのものが発生していません。

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

2026-09-11〜13 たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)

女子100m 決勝風: +1.6

順位選手所属記録
1君嶋 愛梨沙土木管理総合11.41
2青野 朱李NDソフト11.42
3三浦 由奈セレスポ11.54
4宮崎 亜美香ジーケーライン11.59
5本田 怜水戸信用金庫11.65
6鈴木 わかばEZares11.66
7山中 日菜美FAAS11.71
DNS三浦 愛華愛媛対策本部欠場

女子200m 決勝風: -0.5

順位選手所属記録備考
1青野 朱李NDソフト23.49
2壹岐 あいこ大阪ガス23.75
3三浦 由奈セレスポ24.2624.252

女子400m タイムレース総合

順位選手所属記録
1寺本 葵アットホーム53.78
2森山 静穂いちご53.93
3熊谷 遥未青森競技力本部54.51

女子800m タイムレース総合

順位選手所属記録備考
1田中 希実豊田自動織機2:02.18大会新
2塩見 綾乃岩谷産業2:02.30大会新
3長谷川 麻央岩谷産業2:05.44
4池崎 愛里ダイソー2:06.98
5戸井田 美空千歳消防2:07.68
6野村 いちごMORE2:07.90
7川田 朱夏ニコニコのり2:08.00
8大山 桜花かはひらこ2:08.20

女子1500m タイムレース総合

順位選手所属記録
1テレシア ムッソーニダイソー4:08.62
2エスタ ムソニニトリ4:12.73
3樺沢 和佳奈三井住友海上4:13.13

女子5000m タイムレース総合

順位選手所属記録
1エスタ ムソニニトリ15:15.31
2ルーシー ドゥータ愛媛銀行15:17.07
3カマウ タビタジェリ三井住友海上15:22.56

女子100mH 決勝風: +0.0

順位選手所属記録
1島野 真生渡辺パイプ13.05
2大松 由季CDL13.09
3清山 ちさといちご13.11
4本田 怜水戸信用金庫13.15
5中尾 あゆみいちご13.32
6伊藤 彩香レント13.38
7田中 陽夏莉富士山GX13.59
8中津 晴葉佐久長聖クラブ13.72

女子400mH タイムレース総合

順位選手所属記録
1梅原 紗月住友電工56.21
2新戸 怜音VIDA56.30
3青木 穂花ゼンリン56.64

女子3000mSC 決勝

順位選手所属記録
1山下 彩菜三井住友海上10:05.89
2赤堀 かりんスターツ10:09.90
3山田 桃愛しまむら10:10.92

女子5000mW 決勝

順位選手所属記録
1大山 藍自衛隊体育学校21:56.45
2勝間 緑四電工22:41.28
3永井 優会青森競技力本部23:02.25

女子4×100mR タイムレース総合

順位選手所属記録
1ジーケーライン山﨑千聖・宮崎亜美香・熊谷友花・高橋明日香46.43
2G.O.A.T田中美紅・佐下亜未・森下友加里・加藤沙彩47.58
3EZares富永萌花・鈴木わかば・竹内爽香・寺田明日香47.59

女子ジュニア3000m タイムレース総合

順位選手所属記録
1神田 青葉ユニクロ9:09.88
2大川 菜々美積水化学9:23.71
3和久利 千愛三井住友海上9:24.23

女子100mHは13秒05の島野真生(渡辺パイプ)から3位の清山ちさと(いちご)まで、0.06秒のなかに3人が並びました。風は+0.0で、条件による差がほとんどない状態での接戦です。4位の本田怜(水戸信用金庫)は100mでも5位に入っており、スプリントとハードルの両方で入賞した数少ない選手になりました。なおリザルトの頭書によると、この種目の日本記録は2026年に中島ひとみがマークした12秒60です。

女子フィールド種目

女子走幅跳は秦澄美鈴(住友電工)が3本目の6m23で優勝しました。秦は6m97の日本記録保持者で、この大会の大会記録6m67(2022年・当時はシバタ工業)も自身のものです。今季の国内の水準は女子走幅跳の2026年日本ランキングと合わせて見ると位置づけがわかります。

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

2026-09-11〜13 たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)

女子走高跳 決勝

順位選手所属記録
1髙橋 渚センコー1m85
2石岡 柚季日女体大職員1m85
3松本 万鈴タカショー1m76

女子棒高跳 決勝

順位選手所属記録備考
1諸田 実咲アットホーム4m51日本新・大会新
2大坂谷 明里愛媛対策本部4m10
3須崎 心優ジツダヤ4m10
4台信 愛日体大SMG4m00
5佐々木 琳音宮崎県スポ協4m00
6田中 伶奈吉田石油店4m00
7若林 人生グッデイ4m00
7平田 千佳烏城塗装工業4m00

女子走幅跳 決勝

順位選手所属記録備考
1秦 澄美鈴住友電工6m23+0.2
2北田 莉亜メイスンワーク6m16+1.9
3髙良 彩花JAL6m15+0.9

女子三段跳 決勝

順位選手所属記録備考
1髙島 真織子クラフティア13m82大会新・+0.2
2森本 麻里子オリコ13m61+0.9
3船田 茜理ニコニコのり13m34+1.5
4大崎 美都MPandC12m96+1.4
5齋藤 萌乃上尾AC12m91+2.6
6鞍田 沙耶佳イング建築設計12m70+0.7
7小寺 波音ダイテックス12m580.0
8中村 紗華ビクトリーAC12m52-0.8

女子砲丸投 決勝

順位選手所属記録
1田中 杏実青森競技力本部15m23
2大迫 晴香染めQ14m82
3松下 ちひろ東日本連盟14m55

女子円盤投 決勝

順位選手所属記録
1郡 菜々佳ニコニコのり55m24
2齋藤 真希太平電業54m11
3辻川 美乃利内田洋行50m00

女子ハンマー投 決勝

順位選手所属記録
1村上 来花ゼンリン64m14
2エパサカ テレサKAGOTANI61m33
3竹谷 陸大体大職員58m00

女子やり投 決勝

順位選手所属記録
1上田 百寧ゼンリン58m90
2武本 紗栄オリコ57m45
3村上 碧海朋栄56m53

走高跳は髙橋渚(センコー)と石岡柚季(日女体大職員)がともに1m85をクリアし、試技数の差で髙橋が優勝。リザルトの試技表では2人とも1m82までを1回目で越えており、1m85が髙橋は1回目、石岡は3回目という差でした。棒高跳は4位から7位までの5人が4m00で並び、7位が2人いるため8位の入賞がありません。三段跳の5位・齋藤萌乃(上尾AC)の12m91は追い風2.6mの参考風です。投てきでは円盤投の郡菜々佳(ニコニコのり)が3投目の55m24で勝ち、やり投は上田百寧(ゼンリン)が5投目に58m90まで伸ばして優勝しました。

女子10000m(7月5日・千歳)

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権10000m

2026-07-05 青葉陸上競技場(北海道千歳市)

女子10000m 決勝2組

順位選手所属記録
1ジャネット ニーヴァパナソニック30:29.16
2カリバ カロラインJP日本郵政G30:31.39
3オマレ ドルフィンニャボケユニクロ30:34.96
4カマウ タビタジェリ三井住友海上30:49.87
5エスタ ムソニニトリ31:34.75
6伊澤 菜々花スターツ31:37.27

日本人最上位は2組6着の伊澤菜々花(スターツ)で31分37秒27。1組は川口桃佳(ユニクロ)の32分14秒00が最高記録でした。7月に10000mで5位・4位だったエスタ ムソニ(ニトリ)とカマウ タビタジェリ(三井住友海上)は、9月の京都では5000mで1位と3位。同じ第74回大会を2つの会場でまたいで戦った選手たちが、2か月で順位を入れ替えています。

「対抗」の得点と大会運営

日程・会場・種目構成

全日本実業団対抗陸上競技選手権大会は、日本実業団陸上競技連合が主催する実業団の日本一決定戦です。第74回大会の要項(第2版)によると、主管は京都陸上競技協会、共催は毎日新聞社、運営協力は関西実業団陸上競技連盟で、協力にTBSテレビが入っています。

項目内容
大会名第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
期日2026年9月11日(金)〜13日(日)
会場たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)
種目数合計40種目(一般は男子20種目・女子19種目、女子ジュニア1種目)
別開催男女10000mは2026年7月5日・青葉陸上競技場(北海道千歳市)
招待種目中学生1500m(男女)、混合4×100mR、パラ100m(男女)=いずれも第2日

要項には「女子ジュニア3000mはオープン競技とする」と明記され、この1種目だけは対抗得点の対象外です。ジュニアの区分は2006年4月2日以降に生まれた者と定められています。出場資格と種目数の制限(後述のFAQ参照)も独特で、1人が出られるのはリレーを除いて3種目まで、リレーは1所属1チームまでです。

入賞得点とボーナス得点

大会名に「対抗」と入っているとおり、この大会は企業チームと実業団連合の個人登録者による対抗戦です。大会要項の「7. 得点・表彰」には、得点の配分がそのまま書かれています。

順位優勝2位3位4位5位6位7位8位
入賞得点97654321

同順位が複数いる場合は、その順位以降の入賞得点を合算して人数で割ります(要項の例では3位タイが2人なら5.5点ずつ)。今大会でいえば女子棒高跳の7位が2人で並んだケースがこれにあたり、規定どおりなら7位の2点と8位の1点を足した3点を2人で分け、1人1.5点という計算になります(編集部による規定どおりの試算です。クラブチーム登録者は後述のとおり対抗得点の対象外になります)。

さらに記録を更新すると、順位点とは別にボーナス得点が乗ります。

更新の種類日本新日本タイ大会新大会タイ
ボーナス得点10521

ボーナスの扱いにも細かい規定があり、予選での記録も対象になる一方、同じ選手の決勝分との重複加算はありません。日本新と大会新を同時に満たした場合も10点の加点のみです。外国人競技者には入賞得点は与えられますが、ボーナス得点は対象外で、大会記録を更新しても「大会参考外国人記録」として扱われます。また、クラブチーム登録者は対抗得点の対象外で、8位以内に入っても得点は付与されません(順位による個人表彰は対象です)。

この規定を当てはめると、女子棒高跳で優勝と日本新を同時に達成した諸田実咲の1試合は、優勝9点に日本新10点が加わって19点。優勝2つ分の18点を、日本新つきの優勝1つが上回る配点です。

2種目以上を制したチーム

総合得点とは別に、7月の10000mを含めた全種目の優勝者を所属ごとに数えると、優勝を2つ持ち帰ったチームが10あります。

チーム制した種目
セイコー男子100m・男子200m(ともにデーデー ブルーノ)
NTN男子800m・男子3000mSC
豊田自動織機男子400mH・女子800m
トヨタ自動車男子円盤投・男子4×400mR
山陽特殊製鋼男子ハンマー投・男子やり投
クラフティア男子走高跳・女子三段跳
センコー男子砲丸投・女子走高跳
アットホーム女子400m・女子棒高跳
住友電工女子400mH・女子走幅跳
ゼンリン女子ハンマー投・女子やり投

投てき2種目のゼンリンと山陽特殊製鋼、跳躍でそろえたクラフティアのように、種目群に強みを持つチームの形がそのまま結果に出ています。

団体総合|女子はアットホームが初優勝、主催者の集計は発表待ち

要項によると、団体総合優勝には日本実業団陸上競技連合優勝旗、男子総合優勝には男子優勝杯、女子総合優勝には女子優勝杯が授与されます。

女子総合については、優勝チーム自身の公式発表が先に出ています。アットホーム株式会社が9月15日に公表したリリースは「アットホーム初の女子総合優勝」と明記し、その内訳として諸田実咲の女子棒高跳優勝(4m51・日本新)と寺本葵の女子400m優勝(53秒78)を挙げています。ひとつ前の表でアットホームが「2種目以上を制したチーム」に並んでいるのは、この2勝です。

一方、主催者である日本実業団陸上競技連合による総合成績(男子総合・団体総合を含む公式集計)は、本稿の更新時点(2026年9月23日)で競技会結果ページにもトピックスにも掲載されていません。同ページに並ぶ全日本実業団対抗陸上の総合成績は、前回の第73回大会分までです。TRACK HUB NEWSは順位・記録を公式発表でのみ確認する方針のため、総合得点の独自集計はせず、主催者の集計が公開された時点でこの記事に追記します。

招待種目には中学生とパラ種目が入る

もうひとつの特徴が、第2日に組まれる招待種目です。要項には中学生1500m(男女)、混合4×100mR、パラ種目100m(男女)が並び、開催地・京都の中学生が実業団のトップ選手と同じトラックを走ります。

種目優勝記録
男子中学生1500m長瀨快(3年・東輝中)4:08.63
女子中学生1500m谷本愛來(2年・男山三中)4:39.80
混合中学生4×100mR桂川中46.43
男子パラ100m臼木大悟(T20・十八親和銀行)10.65(+1.7)
女子パラ100m加藤茜(T20・東京パワーテクノロジー)12.56(+0.8)

混合4×100mRは、公式リザルトを見ると出場した全チームが女子→女子→男子→男子の順で走っています。優勝した桂川中の46秒43は、同じ日の女子4×100mRでジーケーラインが出した優勝タイムとまったく同じ数字でした。2位は陸上アカデミーの46秒92、3位は梅津中の47秒96です。

大会2日目に発表された救急搬送事案

大会中の出来事として、主催者からひとつ公式発表が出ています。日本実業団陸上競技連合は9月12日、競技会における救急搬送事案についてのお知らせを公表し、同日に食中毒の疑い事案が発生したと明らかにしました。

発表によると、京都市消防局の12日19時45分時点の発表として28人が救急搬送され、内訳は重症2人・中等症3人・軽症23人。いずれも大会役員・競技役員・競技補助員・大会運営スタッフで、大会に参加した競技者や監督、コーチ、チーム関係者、観客は含まれていません。連合は、主催者として昼食用に発注した弁当を食べた人たちのなかから症状の訴えがあったとしたうえで、原因は保健所など当局の調査結果を待たないと詳細はわからないとしています。競技運営への影響はほぼなかったため競技は予定どおり進行し、最終日の13日も日程どおり実施。予定していたキッチンカーの出店だけが取りやめになりました。

アジア大会2026代表はどう戦ったか

日本陸連が公開しているアジア競技大会の日本代表選手一覧(2026年9月15日現在・PDF)には、男子45名・女子40名が掲載されています(女子10000mの廣中璃梨佳は出場辞退と注記)。この名簿と今大会のリザルトを突き合わせると、3位以内に入った代表選手は22人でした。内訳は男子5人・女子17人です。

今大会の出場種目選手(今大会の所属表記)今大会の順位・記録
男子200m佐藤風雅(ミズノ)2位・20.85
男子棒高跳柄澤智哉(東日本三菱自動車販売)1位・5m50
男子棒高跳江島雅紀(富士通)2位・5m40
男子円盤投湯上剛輝(トヨタ自動車)1位・57m03
男子ハンマー投中川達斗(山陽特殊製鋼)1位・72m04
女子200m壹岐あいこ(大阪ガス)2位・23.75
女子400m寺本葵(アットホーム)1位・53.78
女子400m森山静穂(いちご)2位・53.93
女子800m田中希実(豊田自動織機)1位・2:02.18(大会新)
女子800m塩見綾乃(岩谷産業)2位・2:02.30(大会新)
女子400mH梅原紗月(住友電工)1位・56.21
女子400mH青木穂花(ゼンリン)3位・56.64
女子走高跳髙橋渚(センコー)1位・1m85
女子走高跳石岡柚季(日女体大職員)2位・1m85
女子棒高跳諸田実咲(アットホーム)1位・4m51(日本新・大会新)
女子棒高跳大坂谷明里(愛媛対策本部)2位・4m10
女子走幅跳秦澄美鈴(住友電工)1位・6m23
女子走幅跳髙良彩花(JAL)3位・6m15
女子三段跳船田茜理(ニコニコのり)3位・13m34
女子円盤投郡菜々佳(ニコニコのり)1位・55m24
女子ハンマー投村上来花(ゼンリン)1位・64m14
女子やり投武本紗栄(オリコ)2位・57m45

目を引くのは女子フィールドです。8種目のうち走高跳・棒高跳・走幅跳・円盤投・ハンマー投の5種目を代表選手が制しました。残る3種目のうち三段跳は代表の船田茜理が3位、やり投は代表の武本紗栄が2位で、いずれも代表以外の選手が上を行っています。砲丸投は、そもそも日本がアジア競技大会に代表を送っていない種目で、田中杏実(青森競技力本部)が15m23で制しました。大会10日前に代表同士が直接ぶつかった種目が多かったのが、今大会の特徴です。

なお、代表一覧とリザルトで所属表記が一致しない選手がいます(石岡柚季は一覧が日女体大AC、大坂谷明里は一覧が愛媛競技力本部)。この記事の表はリザルト側の表記に合わせています。

男子4×100mR日本チームがオープン参加で38秒97

対抗得点の外側で、もうひとつアジア大会に直結する走りがありました。実業団連合が8月27日にお知らせで告知していたとおり、大会第1日の9月11日に行われた男子4×100mR予選に、男子4×100mリレーの日本チームがオープン参加したのです。出場は予選のみで、順位や得点の対象にはなりません。

公式リザルトによると、日本チームは予選2組を38秒97で走りました。コメント欄の表記は「OPN」です。走順は多田修平→小室歩久斗→桐生祥秀→林明良で、4人とも9月15日現在のアジア競技大会日本代表名簿に名前があります(多田は100m、林は200m、小室と桐生は4×100mリレーと混合4×100mリレーでの登録)。同じ組で正規参加の最上位だったATCが40秒12、翌日の決勝を制したユニバーサル フィールドが39秒59でしたから、代表チームだけが一段違うタイム帯で走ったことになります。

TRACK HUB RESULTS

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 男子4×100mR 予選2組

2026-09-11 たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)

男子4×100mR 予選2組

順位選手所属記録備考
OPN日本多田修平・小室歩久斗・桐生祥秀・林明良38.97オープン参加(順位・得点の対象外)
1ATC佐々木啓輔・草野誓也・本多諒平・増原大観40.1240.120/決勝進出
2トヨタ自動車三ッ石達也・渡邉圭一郎・新城健斗・新垣颯斗40.69
3JTF堀健人・小久保大地・天方洋介・山中聖也40.79

アジア競技大会の陸上競技は9月23日から29日まで、名古屋市瑞穂公園陸上競技場で行われます。日程と見どころはアジア大会2026陸上の完全ガイドにまとめています。

陸上競技場のフィールドから見たトラックとスタンド

よくある質問

全日本実業団陸上2026はいつ・どこで行われましたか?

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会は、2026年9月11日(金)から13日(日)まで、たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)で行われました。ただし男女の10000mだけは別開催で、2026年7月5日に北海道千歳市の青葉陸上競技場で実施されています。

日本記録・大会記録は出ましたか?

日本記録は1つです。女子棒高跳で諸田実咲(アットホーム)が4m51をマークし、自身が5月の木南道孝記念でつくった4m50を1cm更新しました。日本陸連のレポートによると今季2回目・通算4回目の日本記録更新です(日本陸連の日本記録一覧は2026年9月14日現在の更新で4m50のままですが、同連盟の選手プロフィールページには4m51が日本記録として掲載されています)。大会記録は5種目で9人が更新しました。男子400mH(小田将矢)、男子5000mW(古賀友太・髙橋和生・丸尾知司・原圭佑の4人)、女子800m(田中希実・塩見綾乃の2人)、女子棒高跳(諸田実咲)、女子三段跳(髙島真織子)です。

男子4×100mリレーの日本チームも走ったのですか?

走りました。実業団連合の8月27日のお知らせのとおり、日本チームは大会第1日の男子4×100mR予選にオープン参加し、予選2組を38秒97で走っています。出場は予選のみで、順位や対抗得点の対象外です。走順は多田修平・小室歩久斗・桐生祥秀・林明良で、4人ともアジア競技大会の日本代表です。

団体総合はどこが優勝しましたか?

女子総合はアットホームです。同社が9月15日に出した公式発表に「アットホーム初の女子総合優勝」と明記されており、諸田実咲の女子棒高跳優勝(日本新4m51)と寺本葵の女子400m優勝(53秒78)によるものです。男子総合と団体総合については、主催者である日本実業団陸上競技連合の総合成績が本稿の更新時点(2026年9月23日)でまだ公表されていません。公式の集計が出た時点で、この記事に追記します。

誰でも出場できる大会ですか?

いいえ。2026年度の日本実業団陸上競技連合の登録者であることが前提で、そのうえで前回大会の優勝者、参加標準記録の突破者などに限られます。要項には、出場には原則として所属地域の実業団選手権(予選会)への出場が必須とも書かれています。1人が出られるのはリレーを除いて3種目まで、1種目につき1所属3名以内(ジュニア種目を除く)です。

まとめ

  • 第74回全日本実業団対抗陸上は2026年9月11〜13日、たけびしスタジアム京都で開催(男女10000mは7月5日・千歳で別開催)
  • 女子棒高跳の諸田実咲が4m51で日本記録を更新。今季2回目・通算4回目で、日本の女子選手として初めて4m61にも挑んだ
  • 大会記録は5種目9人が更新。男子5000mWは上位4人が同時に旧記録を破り、女子800mは22年ぶりに記録が動いた
  • 男子4×100mリレーの日本チームが第1日の予選にオープン参加し、38秒97。アジア競技大会の直前調整を実業団の舞台で行った
  • アジア競技大会の日本代表で3位以内に入ったのは22人。女子フィールドは8種目中5種目を代表が制した
  • 女子総合はアットホームが初優勝(同社の公式発表)。主催者による男子総合・団体総合の集計は9月23日時点で未発表

大会シーズンの記録は、その日の条件や体調とセットで残しておくと後から効いてきます。陸上練習ノートアプリ「TRACK HUB」なら、レースの記録と風速、当日のコンディションや練習内容をまとめて残せます。今大会のように「3投目で決めた」「1回目で越えた」という一本の中身まで振り返れるようにしておくと、次のシーズンの組み立てが変わります。